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タデイ・ポガチャルが2022ツール・ド・フランスで乗るプロトタイプColnago Prototipo

機材情報
Photo by Aziz Acharki on Unsplash
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コルナゴは、新型のColnago PrototipoをUAE Team Emiratesに提供。まだ、プロトタイプだが、まもなく発表されるのは間違いない。

 

ツールの期間中、タデイ・ポガチャルも5台あるプロトタイプの1台を乗っている。タデイ・ポガチャルが乗るということは、最も完成車に近いバイクである可能性は非常に高い。

 

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プロトタイプColnago Prototipo

Image credit: Matthew Loveridge 以下同様

 

5つのプロトタイプがあるが、UAE Team Emiratesが使用しているのは1つのタイプだけ。つまり、それが完成車となるのは疑いようがない。

 

 

バイクには 、SRMパワーメータークランク、Campagnolo Bora Ultra WTOホイール、およびPirelliタイヤを備えたCampagnolo SuperRecordEPSが装備されている。

 

 

チェーンオイルはグラフェンを含む新しい炭化水素潤滑剤であるGRAPHENlube Wax lubricanを使用しているはず。

チェーンが黒くなると言われているけど、メカニックがいるから関係ない。

 

 

ペダルは、LOOK Keo BladeCarbon。

 

 

UCIの承認フレームだけど、プロトタイプとしっかりとマークされている。

 

 

一見すると、V3Rと同じように見える。ボトムブラケットは大きくなっており、ヘッドチューブは鋭い。まあ、詳細は販売されないとわからないけど。

 

 

シートチューブとシートステイのジャンクションも滑らかになっている。

この黒いプロトタイプのバイクも、タデイ・ポガチャルがマイヨ・ジョーヌをゲットすると、すぐにイエローに変わるんでしょうね。

 

 

ダウンチューブは、それほどボリュームが大きいようには見えない。

 

 

Colnago Prototipoのフレームは、最近の傾向のTTバイクフレームのような感じではない。よりエアロに軽量を目指している感じだ。

これは、山岳でリムブレーキをあえて使用するタデイ・ポガチャルの要望なども入っているのかも。今回、山岳でリムブレーキ仕様のプロトタイプがあるのかは不明。

 

 

ハンドルは、Deda Alanera one-piece carbon。ステムはとても長い。これは小さなフレームに乗っているためだ。フレームサイズは、48.5cm。

タデイ・ポガチャルは176cmで66kg。かなり小さなフレームに乗っている。

 

 

サドルにはタデイ・ポガチャルのネーム入り。

 

 

タデイ・ポガチャルは、SRMのPC8を使用する。

 

 

シートポストもクランプのないタイプ。雨が直接かからない最近の傾向のタイプとなっている。昔のように走りながらシートポストの高さを変えるなんてワザは使えそうにないですね。

 

 

  • フレームセット:Colnago Prototipo
  • ヘッドセット : CeramicSpeed SLT
  • ブレーキ:Campagnolo Super Recordディスク
  • フロントディレイラー:Campagnolo Super Record EPS
  • リアディレイラー:Campagnolo Super Record EPS
  • カセット:Campagnolo Super Record 11-29
  • チェーン:Campagnolo Record 12
  • クランクセット:Campagnolo Super Record 53/39 SRM power meter
  • ボトムブラケット:Campagnolo Super Record
  • ホイールセット:Bora Ultra WTO 45
  • タイヤ:Pirelli P Zero Race TLR tubeless 26mm at ~6bar (87psi)
  • ハンドルバー:Deda Alanera one-piece carbon
  • ペダル:Look Keo Blade Carbon
  • サドル:Prologo Scratch M5
  • シートポスト:Carbon D-section
  • ボトルケージ:Elite Vicoカーボン
  • コンピューター:SRMPC8ヘッドユニット

 

ツールの期間中は、このプロトタイプのバイクに乗っているのでじっくりと観察しておこう。バイクを大写ししてくれるといいのですけどね。

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