Wattbikeは、次世代のWattbike Atom 2020スマートバイクを発表した。
その内容は、瞬間的なシフトレスポンス、屋内サイクリングアプリへの反応時間の高速化、1%以内のデータ精度、2,500ワットの最大抵抗など2017年から大きく進化している。
最新のAtomでは、ソフトウェアやギアシフトの遅れなど、初代Atomの欠点のいくつかに対処しており、より明確なギア変更を提供している。
Wattbike Atom 2020スマートバイク
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photo wattbike.com
2017年にAtomが発売されたとき、我々はまだ満足できる製品を提供出来たとは思ってなかった。
私たちは、製品を継続的に改善するために、お客様やコミュニティの声に本当に耳を傾けました。次世代のWattbike Atomは、これをさらに一歩進めて、最新の革新的な技術と、家庭用および業務用製品のラインナップから得た学びを融合させたものです。
と、Wattbikeの製品責任者であるAndy McCorkell氏は述べている。
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photo Cyclist twitter
Wattbikeがこれらの改善を実現したのは、新しい電磁抵抗システムとセンサーの数を大幅に増やしたことによる。
モーターを使って磁石を動かすのではなく、新しい抵抗システムが磁石に流れる電流を変化させ、制動力を瞬時に調整する。これにより、ライダーの変速入力がすぐに感じられ、ZwiftやTrainerRoadなどのアプリからの勾配やインターバル抵抗の変化にも素早く反応するようになる。
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photo wattbike.com
フライホイールにはケイデンスセンサーと新しいクランク角センサーが追加され、1回転あたり48回の読み取りが可能になった。
これはバイクの応答性の向上を補完するだけでなく、ライド後の分析のために収集されたデータの精度を向上させる。
44kgの重量、50×100cmのフットプリント、150cmの高さは以前のまま。ライダーの最大体重も135kgと変わらず、メイン電源の必要条件も2017年モデルから変更されていない。
Wattbike Atom 2020の仕様
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photo Cyclist
- 重量: 44kg
- 最大ライダー重量: 135kg
- 電力要件:主電源– 12V 7A DC電源
- 抵抗タイプ:電磁石
- ワイヤレステクノロジー: Bluetooth、ANT +(FE-C、電源、速度とケイデンス、心拍数)、ANT(心拍数のみ)、Polar(心拍数のみ)
- 設置面積:100cm(L)x 50cm(W)x 150cm(H)のトライバーとタブレットホルダーを完全に拡張
- ハンドルバー径: 26mm
- ギア: 22バーチャル
- 最大シミュレーション勾配: 25パーセント
- 最大電力: 2,500ワット
- 要求される電力精度: +/- 1パーセント
- 価格 : 1,899.99ボンド(約25万3千円)
新型Wattbike Atomの販売は7月1日で事前予約可能となっている。
これだけ大きいと個人で置いておける人は少ないかな。ポジション調整の仕方とか公式サイトを見てもまだないので、これから説明がでてくるでしょう。
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