Princeton CarbonWorksのWAKE 6560は、2012年に発売され、第5世代で更に進化している。
波のような形状をしたユニークなリム形状が目印。SRAMが提訴していたが敗訴している。
WAKE 6560はINEOS Grenadiersもタイムトライヤルで使っており、わずかなメリットをさらに有利なものにしようとしているのを目にしてきた。
Princeton CarbonWorks曰く、新型6560 EVOLUTIONは、WAKEシリーズの全バージョンの中で、バージョンアップによる性能の変化が最も大きいとのこと。
Princeton Wake 6560 Evolution
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6560 EVOLUTIONホイールセットは、WAKEラインに画期的な新形状をもたらす。Alta3532に続くEvolutionシリーズ第2弾。
徹底的なテストと開発により、新しいPrinceton Wake 6560 Evolutionは、全体的な効率、エアロダイナミクス、コントロール性において、前モデルであるWake 6560 Stradaを凌駕している。
新しいWake 6560 Evolutionは、深いリム・セクションと浅いリム・セクションを交互に配置し、スポーク・サイドも交互に配置している。
この交互のデザインにより、急勾配でテンションの高いスポーク(ドライブ側のリアスポークとディスク側のフロントスポーク)が深いリムセクションに接続され、スポーク角度が平らになる。
ブレーシングの角度を変えることで、スポークテンションのバランスをとり、より強く均一なホイールを作ることができる。
この特許技術「Radially Staggered Lacing」は、Princeton CarbonWorksロードホイールだけのものだ。
他の多くのホイールメーカーと同様、Princeton CarbonWorksもリム幅を徐々に拡大している。
新しいWake 6560 Evolutionリムは、リム内部幅21mm、リム外部幅28.2mmとなっているが、25mmタイヤ用に最適化されている。
その結果、6560 Stradaよりもあらゆるヨー角で空力効率が向上し、横風でもライダーをコントロールしやすくなった。
リム幅を増やしながらも、全体の重量はリム1本あたり10g軽量化されている。Princeton CarbonWorksは、インナーエッジのコード長が全体的に短くなったことが軽量化につながったとしている。
上記のグラフでは、前モデルの6560 Strada、Zipp 454V2、Shimano C60と比較されている。
Princeton CarbonWorksは、リムブレーキリムは常に利用可能であると断言する。
Wake 6560 Evolutionは、フック付き、穴なし、チューブレス対応のインナーリムを引き続き採用する。リムは、テープ不要でクリンチャー/チューブ入りタイヤやチューブレスタイヤに対応する。
さらに、この新しいリムはタイヤ空気圧の制限がない。
Princeton CarbonWorksは、競合するフックレスリムは、製造コストが安く、軽量ではあるが、特にタイヤの選択やタイヤ空気圧の制限に関して問題があり、潜在的に危険であることが証明されている。
Princeton CarbonWorksは、フック付きリムが最も安全で最速のロードライディングとレースソリューションを提供すると信じているということだ。
新しいPrinceton Wake 6560 Evolutionリムカラーは豊富。
- グロスブラック
- マットブラック
- グロスホワイト
- マットホワイト
- グロスクローム
- グロスゴールド
- マットローズゴールド
- マットハイビスイエロー
- グロスパープル
- グロスブルー
Wake 6560 Evolutionは、ディスクプレーキとリムブレーキ仕様があり、ハブも選択出来るようになっている。3つの価格帯で10種類のユニークな塗装から選ぶことができる。
すべてのホイールセットは注文を受けてから製造、塗装、手作業で組み立てられている。
購入したホイールセットには、パッド入りのホイールバッグとリムブレーキホイール用のブレーキパッド/スキューバーが含まれている。
価格は、$ 3,150.00~$ 4,500.00-(約47万円~約68万円)。
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