マチュー・ファンデルプール(Corendon-Circus)がロード世界選手権に出場するためにレーススケジュールを変更しました。
マウンテンバイク世界選手権の代わりに、ロード世界選手権のタイトル獲得に焦点を当てることになりました。
世界選手権のコースはあっている
マチュー・ファンデルプールの最大の目標は、東京オリンピックのマウンテンバイクで金メダルを獲得すること。
しかし、ロード世界選手権に出場する機会を逃すことができませんでした。
「ヨークシャーのコースは私に合っていることを否定できません。それが私がロード世界選手権を選んだ理由です。
だけど、マウンテンバイク世界選手権に出れないのは残念だ」
マチュー・ファンデルプールはコメント。
「東京のテストイベントも絶対に参加したい。
2020年のオリンピックは大きな目標なので、この3つを組み合わせるのは不可能です」
2019年ここまでの、マチューのロードバイクの成績を見てみましょう。
アムステルゴールドで衝撃的な勝ち方をしてから、マウンテンバイクレースに転戦。
ワールドカップ第2戦で優勝してます。
ここまでの成績をだされると、オランダ自転車連盟も黙ってないですよね。
オランダの連盟は、マチューに世界選手権に出場して欲しいとアピール。
マチューがロードの世界選手権に出るならば、6月にある国内選手権も出場しなくて良いと言ってます。
3つの才能を持つ男
東京オリンピックを考えると、MTB世界選手権は出場しておきたい。
東京でのマウンテンバイクのテストイベントもコースを知るために絶対に行きたい。
それぞれのレース開催地は
- MTB世界選手権 アメリカ
- ロード世界選手権 ヨーロッパ
- 東京テストイベント 日本
3つを全て叶えるのは、難しいようです。
レースが世界中であることを考えると、どれかを犠牲にしないといけません。
「3つの分野を組み合わせると、自動的に選択する必要が生じます」
彼のCorendon-Circusチームは言います。
「我々はすべての可能なシナリオを詳細に分析しました。ロードチャンピオンシップと東京でのテストイベントの組み合わせは、マチューだけでなくチームにも適しているという結論に達しました。
私たちは本当に東京でのテストイベントに参加したいです。
過去18ヶ月間、私たちは2020年のオリンピックに向けて取り組んできました。オリンピックは彼とチームにとって主な目標です」
世界選手権に向けてのレース
Eat, sleep, race, repeat.
— UCI MTB (@UCI_MTB) 2019年5月25日
Winning #MBWorldCup Short Track is tiring work! 💤 pic.twitter.com/mGTafNiZdw
マチュー・ファンデルプールの今後の予定です。
スケジュールを見ると、8月9日までマウンテンバイクに集中。それが終わると世界選手権に向けてロードに切り替えます。
8月31日開催のMTB世界選手権 Mont-Saint_Anneは出場しないことになります。
そして、10月5日にはMTB東京2020テストイベントのために、マチューは伊豆にきます。
これで、世界選手権の楽しみが一つ増えました。マチュー・ファンデルプールがどんな走りをみせるのか期待したいです。
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