パヴェル・シヴァコフは、ティレーノ〜アドリアティコ第2ステージで素晴らしいアタックをかけて逃げグループを作り出す。
2回目のスプリントポイントではトップ通過してボーナスタイム3秒を手に入れ、総合4位に躍進。
そして、ヤングライダー賞ではトップにたった。
イネオスの攻撃的な戦術
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スタート直後からの逃げは残り35kmで吸収。ここでアタックをかけたのは、エガン・ベルナルだ。鋭いアタックで加速し、下りでカスパー・アスグリーン(Deceuninck – Quick Step)とジャスパー・デブイスト(Lotto Soudal)が追いつく。
だが、この危険な逃げは容認されない。集団に吸収された直後に、今度はパヴェル・シヴァコフがアタックをかける。
イネオスの波状攻撃だ。シヴァコフのアタックには、サイモン・イエーツ( (BikeExchange)、ミケル・ランダ(Bahrain-Victorious)、ジョアン・アルメイダ (Deceuninck-QuickStep)が加わる。
逃げ切れるかと思っていたけど、集団は許してくれない。
正直なところ、特にギャップがゆっくりと縮まっていたので最後の登りでは信じて走り続けた。
しかし、逆風の場合は少し大変だった。風向が違っていたら、ブレークアウェイの方が良かったかもしれない。確かに良い動きだった。
スプリントで無駄になったエネルギーを後悔していない。アルメイダは去り、フィニッシュ前に彼は捕まったので後悔はない。
コースは逆風だったのでブレークアウェイは捕まってしまう。後続も集団は大きいままだったので、逃げ切るのは難しかっただろう。
その後、今後のレースについて尋ねられた時に、シヴァコフは、意見を述べようとはしなかったが、チームメイトのエガン・ベルナルがすでに言ったように、チームの新しい哲学を評価していると語っている。
そうですね、この新しいレースのやり方はいいですね。私たちは攻めに行くので、より一層楽しめる。
我々には素晴らしいライダーが揃っているので、誰かがスタートすれば他のライダーもフォローしてくれる。素晴らしいレースのやり方だと思う。
見ている側も、有力ライダーの連続アタックは面白い。
シヴァコフの後には、ゲラント・トーマスが集団を引っ張っていたし。
パヴェル・シヴァコフは世界のトップライダー3人に11秒遅れの総合4位。昨年のツール・ド・フランスでは2度の落車で実力が発揮できなかったが、ついに実力を発揮する時がきたと言って良い。
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