Bianchiは、新しい Oltre Race の導入によりエアロロードバイクのラインナップを拡大。
トップレベルの SpecialissimaをベースにしたオールラウンダーであるSprintもアップデートした。
その際、Bianchiは12速Shimano 105 グループセットの仕様を掲載している。まだ、発表されていないのに、誤って掲載されたのだろうか。
Bianchi Oltre Race
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Image credit: Bianchi
Bianchiは2022年10月に、Oltre RC、Oltre Pro、Oltreの3種類を同時に発表。
Oltre RCの特徴だった、エアディフレクターは装備されていないものの、Oltre RaceはOltre RCからインスピレーションを得ている。
ケーブル配線が内部にあり、フレームのジオメトリも一緒。
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Image credit: Bianchi
フレームとフォークは両方ともカーボン製。ディスクブレーキのみで利用可能。
2種類が公式ホームページに掲載されている。
- Shimano 105メカニカル 3,399ユーロ(約54万円)
- Shimano 105 Di2 4,349ユーロ(約69万円)
Bianchi Sprint
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Image credit: Bianchi
Sprintは、Specialissimaをモデルにしたロードバイクであり、アップデートが施されている。
Sprint は、細心の注意を払ったエンジニアリングと、オールラウンドモデルの人気モデルを美しく再スタイリングした結果だとBianchiは言う。
軽量カーボンモノコックフレームは剛性が高く、適切なパワー伝達を可能にし、統合されたケーブルルーティングと最新のセットアップを備えている。
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Image credit: Bianchi
Sprintも、2つのバージョンがある。
- Shimano 105 Di2 3,849ユーロ(約60万円)
- Shimano 105 メカニカル 2,549ユーロ(約40万円)
カラーオプションはセレステとパールホワイトの2色で、パープル/グリーンの虹色のアクセントが付いている。
このSprintの105 メカニカルが12速だと思われる。
サイトにShimano 105が掲載
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Image credit: Bianchi
Bianchiの公式サイトには、Shimano105 Di2とShimano105が掲載されている。ただ、左のShimano105には型番が書いていない。
Sprintのバイクの仕様リストに行くと、「リアディレイラー:Shimano 105」とだけ書かれている。Bianchiでは通常、「Shimano 105 RD-R7000 SS 11sp」などの完全な品番が記載されているのが普通。
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Image credit: Bianchi
さらに、BianchiのWebサイトの Sprint セクションに移動し、105メカニカル モデルをクリックすると、上記のように12速となっている。
- リアディレイラー: Shimano 105 12sp、ダイレクトアタッチメント、最大 36T
- フロントディレーラー: Shimano 105 12sp、トップギア 50-54T、容量 16T、リア 12 スピード用
12速の機械式は存在しない。新型のShimano105機械式ドライブセットと考えて良いだろう。すでに公式サイトに出ているということは、新型105機械式の発表も近いとみて間違いないはずだ。
単純に考えると、105メカニカルだと、価格は大きく抑えられるとみてよさそうだ。Bianchiは少し速まって掲載したと思われる。
コメント
最近生産されたブラケットカバーの箱にはST-R7120とST-RX820の記載が追加されています
隠す気がないのか発表が遅れてるのかどっちなんでしょうね
あとは、発表のタイミングだけみているのか。それても生産を間に合わせてから出荷とするのか、どうなんでしょうね。
型番もかなり前から情報は漏れていたし、発売まじかなのは間違いないでしょう。