マルセル・キント・グランプリでナセル・ブアニが骨折　ゴールの勝者は?

ベルギーのワンデイレース、マルセル・キント・グランプリでアルケア・サムシックのナセル・ブアニが落車。

ナセル・ブアニは131位で完走したが、ゴール後に骨折が判明している。

ズヴェーゲム～コルトレイク　196.3km

コースプロフィール phsot procyclingstats

大きなローカルラップを2周するコース。コースプロフィールでもわかるように、グレーの部分は石畳となっている。

大きな登りはないが、小刻みなアップダウンの連続するコースだ。

逃げは5人

Ti-z-cycling　ストリーミング　スクリーンショット以下同様

逃げるのは、プロチームの5人。石畳のセクターを走る。

1.  Anders Skaarseth（Uno-X）
2. Gianni Marchand（Tarteletto-Isorex）
3. Rick Ottema（Metec-Solarwatt）
4. Max Walker（Trinity）
5. Nick van der Meer（VolkerWessels）

大きな集団のまま、逃げを追う展開。

2周目のローカルラップでは、すでにタイム差は、2分から40秒まで縮まる。

集団はスプリントで勝ちたいチームが前で牽引。

• Deceuninck-Quick-Step　ファビオ・ヤコブセン
• Alpecin-Fenix　ティム・メルリエ
• Team Arkéa Samsic　ナセル・ブアニ
• Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux　ダニー・ファンボッペル

各チームのスプリンターのために逃げを確実に追い詰めていく。

すでに、集団が後ろに迫ってきた。

集団は、前に集団のサポートカーが見えている状態で進む。もうすぐキャッチだ。

ラスト9.5kmで逃げていたメンバー全員を吸収。先頭はティム・デクレルク。

ラウンドバウトの部分にも、段差がありかなり危ない。それに狭い。

ラスト1..9kmで大きな落車が発生。両側に自転車道があるので車幅が狭くなっている。

数名のライダーが落車したまま。

アルケア・サムシックのクレモン・ルッソが詰め寄る。

ウルフパックのシェーン・アーチボルトが、かなり長く引く。すでに二人しかいないので、アルバロセ・ホッジを一人で引くしかない。

シェーン・アーチボルトが渾身の引きで1km近く引き倒しておりていく。だが、ゴールまでは、まだ400m以上ある。

アルバロセ・ホッジは先頭を譲らない。

残り200mでアルバロセ・ホッジがロングスプリント開始。だが、同じくロングスプリントの得意なティム・メルリエがピッタリと後ろにつけている。

これは、まくられる!

最後は、ハンドルを投げた!

写真判定の結果は、アルバロセ・ホッジが勝利だ～!

アルバロセ・ホッジは、今シーズン2勝目。ティム・メルリエが番手で勝つなんで凄いことだ。400m以上は一人で先頭を引き倒している。素晴らしい粘りを見せてくれた。

Alpecin-Fenixのジョナス・リカールトは、コルトレイクの中心部にはもっと良いゴールの選択肢がたくさんあるとツイートしている。

ナセル・ブアニは肩甲骨を骨折し、膝、肩を縫合しないといけないケガ。今シーズンの復帰は難しいかもしれない。

リザルト