2023 ロンド・ファン・フラーンデレンは、追い風と横風でスタートから猛烈なスピードで集団は進み続けた。
大落車は残り141km地点で発生。30人が巻き込まれる事態に。事故を引き起こしたBahrain Victoriousのフィリップ・マチエユクは失格となっている。
失格処分に
🤦 What. An. Idiot. #RVV23 pic.twitter.com/1tQYNTRYIt
— World Cycling Stats (@wcsbike) April 2, 2023
動画を見るとわかるけど、道端一杯に走っていて多くのライダーが歩道まではみ出して走っている。
Bahrain Victoriousのフィリップ・マチエユクも、歩道を走っていて芝生の中の水たまりでハンドルを取られている。
そのまま、集団まで横に走ってしまい、大激突。約30人が落車してしまう事態に。
Chaos!! pic.twitter.com/AAhxbVMtNr
— Dieter Vanthourenhout (@vanthourenhout) April 2, 2023
Jumbo-Vismaのワウト・ファンアールトも落車している。すぐに立ち上がって走りだしたが、チェーンが外れていた。
ワウトは、膝を打撲しておりレース中は出血しながら走っていた。走りに影響したのは間違いない。
サガンも上記ツイート動画で見られるが、この後走ることなく、リタイヤしている。
ティム・ウェレンスは鎖骨骨折
特に被害を受けたのはUAE Team Emiratesのティム・ウェレンスで、最初にぶつかられている。立ち上がることも出来ず、鎖骨骨折となった。
UAE Team Emiratesは、ティム・ウェレンス抜きでレースを続行する事態に。
Bahrain Victoriousのフィリップ・マチエユクは、SNSで反省を述べている。以下はFacebookでのコメント。
「今日は私のミスで事故を起こしてしまい、本当に申し訳ありませんでした。関係者の皆様が健康で無事であることを祈っています。
このようなことはあってはならないことであり、私の判断の大きな誤りであった。このような事態を引き起こす意図は全くありませんでした。
今できることは、自分のミスを謝り、今後に生かすことだ。プロトン、チームメイト、ファンの皆さんに改めてお詫びします😔😖😖😖。」
それほど、無理をして前にあがる場面でもなかったし、更に、歩道を走ることは認められていない。しばらく彼の予定レースはないかもしれない。
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