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ツール・ド・ワロニー第3ステージは逃げ切りが~

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Photo by Mitchell Orr on Unsplash
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ツール・ド・ワロニー第3ステージは、時折雨の降ってくるレース。だが、大半は晴れた状態で行われた。

第2ステージでは道路の路面状況が悪いと選手から非難の声が上がっていたので、注意して見ていたら、道路には緑のポールがあちこちにある状態が確認出来た。

ある時には、道路の真ん中にある。大集団で突っ込んだら大変なことになるのに、その場所には整理員がいなかったり。

レースのほうは、最後までハラハラドキドキの展開を見せてくれました。

 

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Stage 3 » Montzen › Visé (192k)

https://www.procyclingstats.com/race/tour-de-wallonie/2020/stage-3/today/profiles

第3ステージ

パッと見ると、平坦じゃんと思うコースだけど、短いアップダウンのあるコース。

特に、最後にドラマが待っているとは思っても見なかった。

 

最終クライミング

最後に現れる、この小さな山岳ポイントCote de Cheratteが勝負を面白くしてくれた。1kmで8.5%となっているけど、放送では700mで12.5%と表示されていた。

実際に集団はバラバラになっていたし。

 

逃げにイネオスも参加

tiz-cyclingのVTRより 以下同様

最初の逃げの5人メンバーから、放送開始時点では二人まで人数を減らしていたが、再び3人に。

 

ちなみにイネオスの今回のメンバーは

逃げに入ったのはミカル・ゴラス36歳。最初から逃げ続けている。2012年のポーランドチャンピオンだ。

 

先頭には、昨日も逃げた2018年ベルギーシクロクロスチャンピオンのトーン・アールツも加わる。トーン・アールツは積極的に先頭交代に入ってペースをあげようと頑張る。

 

集団は、横一線でロット、FDG、CCC、クイックステップなどが先頭を固める。

 

 

逃げのメンバーが増えたことで、後ろの追撃ペースも早まってしまい残り40kmで捕まってしまう。

 

最後は周回するのだけど、やっと新城幸也の姿が集団先頭に。昨日は集団後方でアナウンスされていたけど、やっぱり先頭付近で名前を呼ばれるほうが嬉しい。

 

マルコ・ハーラーが最後の登り前にアタックするが逃がして貰えるはずもなく。

 

最後の山岳ポイントでは、全てがシャッフルされる。ゼネク・スティバルが強烈なアタック!

 

リーダージャージのカレブ・ユアンは切れてしまう。誰もアシストしないのか?

 

登りで、追いついたのはグレッグ・ファンアーヴェルマート(CCC)にイネオスからはジョナタン・ナルバエス。

危ないのは、こんな場面、カーブを曲がった所にポールで囲まれた花壇とか。道路の脇には至る所にポールが立っている。ここには交通整理員が欲しい所だ。
一応反対側にはいるけど。

 

逃げには、ロイック・ヴリーヘン(Circus – Wanty Gobert)も加わっている。彼はBMC時代にはグレッグ・ファンアーヴェルマートとチームメイトだ。

4人は強烈に逃げ続ける。

 

ラスト1kmで9秒あったので逃げ切るぞ~と思っていたのですが、ゴール前に少しだけお見合い。一気に後ろに迫ってくる。

ゼネク・スティバルはサム・ベネットが後ろから来てるから引かないし。

 

逃げはギリギリで捕まってしまい、後ろはバラバラでゴールに突き進む。サム・ベネットの後ろで手を上げているのは、フロリアン・セネシャル。勝利を確信してますね。

フィリップ・ジルベールとアルノー・デマールも頑張ったのですが、最後はサム・ベネットにはかなわず。

 

あれだけ引いて貰えればサム・ベネットには十分。見事なチーム戦略だった。

これで総合はステージ2位となった、アルノー・デマール(FDJ)に移ったけど、最後まで守り切れるかな。

 

こちらはラスト1キロから

 

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