ブエルタ・ア・エスパーニャの最終日といえば、マドリードの街中を走り抜けるお祭りムードのステージ。最後のスプリントはジャスパー・フィリップセンかマッズ・ピーダスンが勝つのか楽しみにしていた。
でも今年は…全然違う結末になってしまった。沿道やコース上で大規模な抗議が起きてしまい、レースは一時ニュートラル化。その後まさかの中止。まさに「こんなことが本当に起きるのか」と目を疑う展開だった。
選手たちの批判も様々。 INEOS Grenadiersのミハウ・クフィアトコフスキはSNSで痛烈に批判している。
ミハウ・クフィアトコフスキの投稿
If the UCI and the responsible bodies couldn’t make the right decisions early enough, then long-term it’s very bad for cycling that the protesters managed to get what they wanted. You can’t just pretend nothing is happening.
From now on, it’s clear for everyone that a cycling… pic.twitter.com/UZumVr2CRv
— Michał Kwiatkowski (@kwiato) September 14, 2025
もしUCIや責任ある組織が早期に適切な決断を下せなかったのであれば、長期的に見れば、抗議者たちが自分たちの望むものを手に入れることができたのは自転車競技にとって非常にまずいことだ。何も起こっていないふりをすることはできない。
誰かがそれを許し、見て見ぬふりをしたのだから。素晴らしいイベントを見に来たファンにとっては残念なことだ。個人的には、すべてがうまくいくと信じ込まされるよりも、レースがキャンセルされたことを事前に知る方がよかった。
サイクリング・ファン❤️
ありがとう、チーム
ラブエルタ
優勝🙌おめでとう
予告はされていたけれど、走っているライダーはマドリードの周回コースにこれだけ人が集まっているとは知らされていなかったのか。
スペインで大きなレース開催するのは今後かなり厳しいかもしれない。何故なら、スペイン首相は今回のデモ参加者を支持しているからだ。国家として止めるつもりはないのだ。
ブエルタ主催者側は、チームを排除することも出来ずどうしようもなかったと。誰もがどうしようもないと言っていたのでは問題解決など出来る感じはしない。
まずは9月28日に世界選手権がある。これは別の意味で危険と言われているし、今後大きな大会では常に狙われるのは間違いない。
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