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マチューの新たな最強の盾フロリアン・セネシャル「彼を決勝まで運んでみせる」

海外情報
Photo credit: Ronan Caroff on VisualHunt
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フランスのベテランクラシックハンター、フロリアン・セネシャル(32歳)が、苦難の2年間を経て新たなスタートを切る。

Arkéa-B&B Hotelsは消滅し、2026年からAlpecin-Premier Tech(現Alpecin-Deceuninck)に加入する。

かつてSoudal Quick-Stepでウルフパックの一員として鳴らした彼が、マチュー・ファンデルプールとジャスパー・フィリップセンという2大エースを支える最強の参謀としての役割に意欲を燃やしている。

 

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エースを支えるロードキャプテンへ

 
 
 
 
 
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フロリアン・セネシャルは耳の感染症という厄介な症状があり、2025年シーズンは思うように走れていなかった。

心機一転でAlpecin-Premier Techではロードキャプテンとしての役割を受け持つ。

 

新天地であるAlpecin-Premier Techの印象はどうですか?

ここは真のビッグチームであり、非常にプロフェッショナルだ。 準備、データ、睡眠に至るまで、すべての詳細に注意が払われていて、何一つ運任せにされていない。

この環境は僕をすごくモチベートしてくれる。再び自分自身に集中し、最高のパフォーマンスを出すためにすべてのピースを揃える助けになっている。

 

Arkéa-B&B Hotelsでの2年間は難しい時期でした。振り返ってみてどうですか?

あそこにも良いアイデアはあったが、すべてが実践されていたわけではなかった。ビジョンやプロジェクトがあっても、時にそれは理論的なままで終わってしまっていたんだ。

でも、多くを学んだよ。特にメンタルヘルスの重要性についてね。自転車競技はフィジカルと機材だけでなく、メンタルも重要だ。働く環境は、良い脚を持っていることと同じくらい大切なんだ。

 

苦しい時期を乗り越えて得たものはありますか?

失望や機材トラブル、本当に何もかもうまくいかない瞬間……そういったものを受け入れ、それでも前に進み続けることを学んだ。

 

来季、マチュー・ファンデルプールやジャスパー・フィリップセンとはどのような連携を?

まず、スプリントではロードキャプテンを務める。スプリントトレインを組織するのが主な役割だ。そしてマチューと走るクラシックレースでは、彼をできる限り決勝の局面まで連れて行くことが僕の任務になる。

 

あなた自身の勝利のチャンスは?

自分にもチャンスはあるだろうけど、それはレース展開次第だね。

 

春のスケジュールを教えてください。

UAEツアーで始動し、その後はオンループ・ヘットニュースブラッド、クールネ〜ブリュッセル〜クールネ、ノケレ・クルス、GPドゥナン、デ・パンネ、ヘント〜ウェヴェルヘム、ドワルス・ドール・フラーンデレン、ロンド・ファン・フラーンデレン、そして最後にパリ〜ルーベと続く予定だ。

 

フロリアン・セネシャルのレーススケジュールがこれだけ決まっているということはマチューやジャスパー・フィリップセンの春のスケジュールも決まっているはず。

チームは、ジャンニ・フェルメルシュ、クイントン・ヘルマンス、ティモ・キーリッヒとクラシック班の中心選手を放出している。

フロリアン・セネシャルにかかるチームの期待は非常に大きいはずだ。期待に応えられない場合には2027年の契約は得られないということにもなりそうだ。

 

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