イル・ロンバルディアは8月15日に開催される。
だが、イタリアのロンバルディア地方といえば、最もコロナの被害の大きかった地域。そのまま、レースが予定通り開催となる訳ではないようだ。
レース主催者は見に来ないようにと呼び掛けている。
ゴールは立ち入り禁止
これは昨年のバウケ・モレマの優勝シーンだが、今年は沿道を埋め尽くした観客の姿は見られない。
地元の新聞報道によると、地元の県はフィニッシュエリアを「立入禁止」と宣言しているため、観客はゴールと表彰式を見ることは出来ない。
レースを表示する大画面もない。まあ、途中映像がなかったらゴールには早くからは集まらないでしょうけど。
レースの最後の60 kmにあるソリマーノの重要な山岳も封鎖され、警察が大勢の人が登るのを阻止する。そこまでされたら地元の人でも見ようがない。
全ては、コロナのせいだけど仕方ない。スタートでは亡くなった方々に対して黙祷があるはず。
同様の理由で、8月16日開催のツール・ド・ワロンヌも無観客となるようで、テレビでの観戦を呼び掛けている。
243kmから231kmにコース短縮
12km短縮されて、今までで一番少ない距離となった。真夏に行われるので選手にとっては朗報かも。
だが、コースの重要部分であるマドンナ・デル・ギザッロ教会に至る山岳は変わらない。
ゴール前のサンフェルモ・デッラ・バッターリアの坂もあり勝負には影響ないだろう。
だが、ゴールのコモに帰ってきても観客がいないのでは、選手も張り合いがないかも。
出場メンバーは クリテリウム・デュ・ドーフィネと割れているので、誰が勝つのかわからない展開だ。
初出場のレムコがどんな走りを見せてくれるのか期待しておきたい。
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