Jumbo-Vismaのヨナス・ヴィンゲゴーが2024年までの契約を更に3年延長となった。
これで、2027年の30歳までチームに所属する。毎年契約に悩む必要もないのでレースに集中出来る環境が整う。
2027年まで3年契約延長
2022ツール・ド・フランスでタデイ・ポガチャルを破ったヨナス・ヴィンゲゴーの契約延長は必然だったはず。
今シーズンは、すでに8勝をあげ、キャリア最高のシーズン勝星をすでに上げている。
- グラン・カミノ 第2・3・4ステージ優勝 総合優勝
- パリ~ニース 総合3位
- イツリア・バスクカントリー 第3・4・6ステージ優勝 総合優勝
パリ~ニースだけ勝利がなかった。タデイ・ポガチャルとの今シーズン最初の対決となったが、第4ステージで優位に立っていた状態からアタック。自身の限界を越えてしまった。
今年のヨナス・ヴィンゲゴーは、自らがアタックをかけて攻撃をするスタイルも見に付けているようだ。他のレースでも独走勝利を何度も上げている。
あとは、高地トレーニングでじっくりと力をつけてツール連覇に挑むことになる。この時期の契約更新でレースにも集中できるはずだ。
ヨナス・ヴィンゲゴーは公式サイトで以下のようにコメント
チームと私は素晴らしい仕事をした。Jumbo-Vismaは、自分が今のライダーへと成長するのを助けてくれた。私はここでくつろぐことができ、チームやスタッフの資質に大いに感謝している。
毎日、私たちはさらに良くなるためにお互いに挑戦しているし、ここでなら自分の可能性を最大限に発揮できると思っている。ここで自分の成長を続けることを楽しみにしているし、共にさらなる高みへ到達できると確信している。
パリの表彰台で味わった感覚は、信じられないものだった。もちろん、私の目標は、ツールでも他のレースでも、もっとたくさん勝つことだ。
今後5年間、Jumbo-Vismaでレースをすることが決まっていることは、私にとって大きな意味を持つ。その知識は、自分の目標に向けて準備できる精神的な安心感にもつながっている。
次のヨナス・ヴィンゲゴーの予定レースは、 クリテリウム・デュ・ドーフィネ。昨年出場したフレッシュ・ワロンヌ、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュへの出場もない。
タデイ・ポガチャルとの対戦はないけれど、ずっと高地トレーニングをしているのだろうか。レース出場があれば調整具合をみたいところだ。
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