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ワウト・ファンアールトが現在の契約を破棄し、更に2026年までJumbo-Vismaに留まる

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Photo credit: babbo1957 on Visualhunt
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ワウト・ファンアールトは2024年まで契約を結んでいた。

今回は、これを破棄して更に2026年までの長期延長契約となっている。ワウト・ファンアールトとしては、念願だったツール・ド・フランスでのグリーンジャージもチームからサポートを受けて獲得しており、現在の役割についても満足しているようだ。

チームは移籍により強化される一方だし、当然な契約延長と言えるかもしれない。

 

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2026年まで契約

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ワウト・ファンアールトは公式サイトで契約延長について以下のように語る。

当然満足している。このチームにはとてもいい感触がある。そこで最高のパフォーマンスを発揮できることは、すでに証明済みだ。

それは、そこで得られるフレームワークのおかげでもある。また話を聞きたいと言われたことは、自分でも驚いたが、嬉しい評価だ。もっと長く付き合いたい、とすぐに意見が一致した。

なぜなら、この4年間、私たちは常に向上し続けることができたからだ。チームのスローガンのひとつに『better every day』があるが、これは決して突拍子もないことではない。

性能はもちろん、外見的な部分、フレーミング、すべてにおいて向上し続けている。だからこそ、あと4年、このチームでやっていくことに抵抗はないと思っているんだ。

私たちはいつも最高のものを求めているので、選択は簡単だった。それがチームに与える自信になり、自分自身にもこれから頑張ろうという気持ちにさせてくれるんだ。

私は常に新しいチャレンジを求めており、まだ実現したいことがたくさんある。時々、「出場機会が少ない」という批判を耳にするが、私は逆に、このチームで成長できたからこそ、すでに多くのチャンスを与えられているのだと思っている。

他のチームでは、大きなツアーで単独でリーダーになれるかもしれないが、同じ脚力では到底無理でしょう。

Jumbo-Vismaでは、最高の準備ができ、最強のチームメイトに囲まれている。自分自身の成功やチームの成功は、すでに大きな喜びになっている。その一端を担うことができるのは嬉しい限りだ。私にはぴったりの環境だ。ここで自分の家を見つけられたことが幸せだ。

 

ワウト・ファンアールトが総合を狙うには、体重を減らして山岳に更に強くならなければならない。それには数年を要する。それよりは、パンチャー、スプリンター、クラシックハンターとして様々なレースで活躍できるほうが良いと考えている。

スプリントで勝ち、タイムトライヤルでも勝つ。山岳もアシストとして十分に機能するし、こんな万能選手はいない。

それに合わせてチームの強化も心強い限りだろう。これまで、クラシックではアシスト不在が続いていたが、今シーズンから変わっている。

 

チームの強化で相乗効果

今シーズンは、クリストフ・ラポルト、ティシュ・ベノート、トッシュ・ファンデルサンドと移籍によりクラッシック班の強化がされた。結果はすぐに表れている。

E3 サクソバンククラシックでは、ワウト・ファンアールトとクリストフ・ラポルトが並んでゴールする姿も見られた。

ワウト・ファンアールトはQuick-Step Alpha Vinyl Teamのメンバーよりも、すでに優位に立っている。

それは、移籍してきた彼らにも言えることで、メンバー全員が強いのでレースも有利に進めることができ、自らも勝利にたどりつくチャンスも増えている。

 

2023年はさらに、ディラン・ファンバーレとウィルコ・ケルデルマンを獲得。

 

さらに、3選手の獲得

  • ヤン・トラトニク Bahrain Victorious
  • アッティラ・ヴァルテル Groupama – FDJ
  • トーマス・グローグ Trinity Racing

 

2022年パリ~ルーベを制覇した、ディラン・ファンバーレの獲得は、クラシック班がプロトン最強となることを意味する。これだけ強いチームはないだろう。エース級が何人いるんだ?

  • ワウト・ファンアールト
  • ティシュ・ベノート
  • クリストフ・ラポルト
  • ディラン・ファンバーレ
  • トッシュ・ファンデルサンド

来シーズンのJumbo-Vismaのクラシックでの優位性は更に強化されるはず。ワウト・ファンアールトが他チームに移籍しない理由も良くわかるというものだ。

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