プリモッシュ・ログリッチに続いて、ツール・ド・フランス第9ステージをスタートしない選手がいる。
昨日、マイヨ・ジョーヌを失ったマチュー・ファンデルプールだ。
第2ステージでマイヨ・ジョーヌとなってから、第8ステージまでマイヨをキープするという離れ業もやってくれた。
チーム紹介で
マチュー・ファンデルプールは、レース前のチーム紹介にはしっかりと姿を現した。
だが、メンバー紹介の最後でマチュー・ファンデルプールは、ここでツールを離れることを発表。
マイヨをタデイ・ポガチャルに明け渡して、あっさりと立ち去るなんて。
なんとカッコいい!
ここまでチームは、ステージ2勝。自らもミラクルなミッションを達成してのマイヨだ。
個人タイムトライヤルでマイヨを失うと思っていたけど、一夜漬けの装備とボジション調整で切り抜けてしまう。
第7ステージでは、マイヨ・ジョーヌ自らが200kmに渡って逃げるという離れ業も見せてくれた。本当にこんなレースは見たことがない。
ツール初出場のプロチームが勝利することだけでも凄いのに、マイヨ・ジョーヌを6日間も着用してレースするとは。
しかも、コントロールではなく攻撃をマイヨ・ジョーヌがするのだから、これほど面白いことはない。
マチュー・ファンデルプールは、これから東京でのマウンテンバイクでの金メダルが目標となる。これから日本で調整すれば十分間に合うだろう。
なによりも、日本の蒸し暑さに慣れておかないと絶対にベストで走れない。
是非、マイヨ・ジョーヌから金メダルへの道を歩んで歴史を作って欲しい。
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