ロードバイクの情報を発信しています!

マチュー・ファンデルプールは2021世界選手権で一発退場となるところだった?

海外情報
Photo credit: wuestenigel on VisualHunt.com
この記事は約4分で読めます。

背中の問題を抱えながらマチュー・ファンデルプールは2021世界選手権に出場。

結果的には、ジュリアン・アラフィリップを追走したディラン・ファンバーレに勝利を託すことになった。

前半も、バウケ・モレマに引いて貰って集団復帰しており、調子は決して良い状態ではなかった。それでも、レース中は背中の痛みの出ることなく走ることが出来たのは収穫だ。

だが、レースが終わってマチュー・ファンデルプールが失格となるかもしれない映像がでてきた。

 

スポンサーリンク

ゴール手前70kmで

以下の動画を見て貰いたい

 

ゴール手前70kmのSmeysbergの登りでのこと。フランスのブノワ・コヌフロワがアタックをかけ、ヴィクトール・カンペナールツがチェックに入っている場面。

集団後方にいたマチュー・ファンデルプールは、ボトルの最後の一口を飲み終えた。聴衆が並んでいたので、ボトルを芝生に向かって遠くに投げた。

そのボトルは、芝生の中のゴミ箱の近くに落下。ちゃんと入っていたら凄かったけど。

ただ、問題は、この場所がボトル廃棄ゾーンだったか、どうかだ。通常ワンデイレースでは、指定場所以外で、ボトル廃棄をすると一発退場ではなかったかな。

いまの所、なんのお咎めもないのでセーフのようだけど。

 

レース後のコメント

 

レースの印象は?

非常に難しかった。レースの前半は後半よりも苦しんだと思う。リズムに乗ることができず、いつも後ろに下がっていた。

最初から、本当にクレイジーなペースだった。遠くから攻めてくるだろうと予想していたが、それは180km手前でのことでだった(笑)。 それは本当にとても過酷なものだった。

 

椎間板ヘルニアに悩まされていたこともあり、本番では背中に問題を抱えていましたが、これについては?

 

それは、邪魔にならなかった。(ちょうど、背中を伸ばしながら) このようなレースの後は、誰もが腰痛に悩まされる。

今日は主に自分のコンディションが原因で、腰が痛くなったわけではない。いつものように2回、3回馬鹿げた攻撃をするための脚力がなかったんだ。

 

レース後半で追わなかったのは?

最後のフランドルループまでの間は、あまり満足できなかった。本当に最高の気分ではなかった。

しかし、そんな私をアシストしてくれる、とても優秀なチームメイトがいた。本当によく送ってくれた。Smeysbergでは、ジュリアン・アラフィリップが印象的だった。わざそこに座っている男性がまだいると思った。だが、私はその状況を恐れていなかった。

 

ジュリアン・アラフィリップがアタックした時に、見送りましたね。その時の状況を教えて下さい。

ここでの彼のレースぶりを見ると、ジュリアンは世界チャンピオンにふさわしいと思う。残り20kmで一人で逃げられる人がいるとは思わなかった。

それはもちろん、彼の強さの証明でもある。ワウト・ファンアールトと私は、後ろでお互いを見過ぎていたのでしょうか?いいえ、少なくても私はそうではない。もっと魅力的なレースをしたかったのだが、これ以上は無理だった。

 

オランダのメンバーはどうでしたか?

ディランが「いい感じだ」と言って来た。彼は私のためにギャップを埋めるべきか、どうか尋ねてきたが、私は自分のコースを走るべきだと言った。

ディランはすぐに良いグループの中に飛び込んだので、完璧だった。これは、私たちにとって予想されるシナリオの一つだった。それを銀メダルで飾ってくれたことは、とても嬉しいことだ。

私達はそれにとても満足している。

 

次のパリ~ルーベについてどう考えますか?

ここでの観客との体験は印象的だった。それも、ここから始めようと思った理由のひとつなんだ。

理想的な準備ができなかったからこそ、この厳しいコースでの8位という結果を誇りに思うことができる。来週のパリ~ルーベでのコンディションにも貢献してくれることを期待している

初めてのことなので、自分に合ったものでなければいけない。その時にはもっと余っているといいんだけど。

 

これからの1週間で、どれだけコンデションが上がるのかはわからない。最高のトレーニングが出来ている訳ではないので、スーパーレッグが出来上がるのかは未知数だ。

足がなかった、ワウト・ファンアールトと共に、ベストな戦いを期待したいけど、どうなるだろう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました