ロードレース・シクロクロス・マウンテンバイク。
3つの競技で頂点を目指すマチュー・ファンデルプール。
ロードレース世界選手権の調整のために出場したノルウェーでは最後は、風邪を引いてしまい精彩をかいた。
だが、ツアー・オブ・ブリテンの第4ステージで得意の爆発的なスプリントを見せた。
2位以下に3秒の差をつけてリーダージャージをゲットした。
ツアー・オブ・ブリテン第4ステージ
ツアー・オブ・ブリテンの第4ステージは簡単なスプリンターステージではなかった。
獲得標高は2658m。決して楽なコースではなくきついコースだ。
マチュー・ファンデルプールはここまでのステージで
- Stage1 4位 総合4位
- Stage2 17位 総合7位
- Stage3 2位 総合3位
と着実に順位を上げてきていた。
当然、各ステージで連日のようにアタックをかける姿が見られた。
ツアー・オブ・ブリテンもストリーミングで見ることが可能なので助かりますね。ただ、画質はあまり期待は出来ませんけど。
He made them all look like they were standing still 😭 #OVOToB pic.twitter.com/CToGs6TO9P
— FloBikes (@flobikes) September 10, 2019
逃げは3分程度で推移。
レースリーダーのマッテオ・トレンティンがいるミッチェルトン・スコットとマチュー・ファンデルプールのコンドレンサーカスが集団を引っ張る展開。
レースは、最後に逃げていた3人を吸収。
マチュー・ファンデルプールは10番手辺りから登りスプリントを開始。
まあ、周りの選手とのスピード差がありすぎですね。最後には3秒もの差をつけてリースリーダーまで奪ってしった。
この早すぎるタイミングのスプリントについてマチュー・ファンデルプールは
「早く攻撃するのはちょっとしたギャンブルでした。
フィニッシュラインがどこにあるのかわからなかったからです。昨日はフィニッシュで少しぶつかりましたが、今日はそれが再び起こることを望みませんでした。
実際には少し遠かったが、すぐにギャップができた。
100メートル進むと少し楽になったので、フィニッシュラインまでそのギャップを保つのに十分な距離でした」
ゴールラインは、カーブで見えない状態。
しかも、登り勾配なので距離感がわからないと失速してしまう可能性もあった。
だが、彼には関係なかったですね。またも異次元の強さを見せてくれました。
世界選手権オランダ代表
オランダの世界選手権代表のメンバーも発表されている。
- Mathieu van der Poel(Corendon – Circus )
- Niki Terpstra (Direct Energie)
- Bauke Mollema (Trek – Segafredo)
- Dylan van Baarle (Team INEOS)
- Mike Teunissen (Team Jumbo-Visma)
- Sebastian Langeveld (EF Education First)
- Jos van Emden (Team Jumbo-Visma)
- Pieter Weening (Roompot – Nederlandse Loterij)
トム・デュムランが出場できない状態でないので、エースはマチュー・ファンデルプールですね。
まあ、マチュー・ファンデルプールがここまで強いと、チームのメンバーもアシストに回るのに異論はないでしょう。
ニキ・テルプストラ、バウケ・モレマがどこまでアシスト出来るかもレースの行方を左右しそう。
マチュー・ファンデルプールはツアー・オブ・ブリテンが終わると、Primus Classicに出場する予定。
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