あ~、なんということなんだ。
残り62kmで起こった落車でマーク・カヴェンディシュは起き上がれなかった。鎖骨骨折だ。
Astana Qazaqstan Teamはマーク・カヴェンディシュの周りに集まっていたけど、マーク・カヴェンディシュが走りだせないのは明らかだった。
骨折で古傷が
前日の第7ステージでは、アクシデントで失速。惜しくも2位となっていたマーク・カヴェンディシュ。
ゴールまで62km地点で、集団のやや前方でホイールに触れたために、ライダーが揺らめく。その余波が後ろまできた。マーク・カヴェンディシュはBahrain Victoriousのペッリョ・ビルバオと接触。
すぐに、倒れ込んでしまう。最も被害を受けたのがマーク・カヴェンディシュだった。
問題は鎖骨骨折だけではなく、この骨折で2017年ツール・ド・フランス第5ステージの鎖骨骨折で埋め込まれていた骨接合ネジも緩んでしまったこと。
これは簡単な手術で治るとは思えない。当初の予定では、英国でのレースで引退と言われていたけれど、これでは再び走るということは難しいかもしれない。
あとは、マーク・カヴェンディシュの意志によるけど、手術内容によっては即時引退の可能性もある。
結局、ツール最多勝はエディ・メルクスと34勝で共有することになる。8月2日には、NetflixでMark Cavendish: Never Enoughが公開される。
この落車が描かれるのかはわからないが、このツールの終わり方は残念でならない。
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