サントス・サイクリングフェスティバル第3ステージのウィランガヒルでリッチー・ポートに一人だけついていったルーク・プラップ(InForm TMX Make)。
ルーク・プラップは、オーストラリア選手権TTでも優勝。
サントス・サイクリングフェスティバルで活躍した、20歳の若者は多くのワールドチームから注目を集めていた。
噂によると、オーストラリアの若者は、イネオス・グレナディアーズに移籍すると言われている。
9以上のワードチームがオファー
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サントスサイクリングフェスティバルでは、最終的にルーク・ダブリッチ(Team BikeExchange)に続いて総合2位でゴール。
その後から、電話は鳴りやまなかったそうだ。
少なくともオファーを出したチームで分かっているのは
- BikeExchange
- BORA-hansgrohe
- UAE-Emirates
- EF Education First-Nippo
- Team Jumbo-Visma
- Team DSM
- Trek-Segafredo
- INEOS Grenadiers
9つ以上のワールドチームの契約が用意されていたという。
決め手となったのは、優れた設備を備えた、適切に構成されたチームであること。オーストリアからヨーロッパに行くので、チームの専門的なガイダンスがある所が優先された。
そうなると、資金力がありオーストリア出身のローハン・デニス、リッチー・ポート、キャメロン・ワーフの同郷の先輩がいるチームは言うことがない。
リッチー・ポートとはサントス・サイクリングフェスティバルで一緒に走っているし。
さらに、コーチのティム・ケイリソンとリー・ブライアン、スポーツディレクターのブレッド・ランカスターもダウンアンダーに出場している。
ルーク・プラップにとっては願ってもない話だろう。
まずはオリンピック
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ルーク・プラップはオーストラリアのオリンピック代表選手でもある。団体追い抜きのメンバーの一人で、金メダルを目標としている。
2020年2月末にベルリンで行われたトラックサイクリング選手権では、オーストラリアは4位となっている。
ルーク・プラップはロードでは、全く欧州で走っていない。海外での記録は、2018年世界選手権ジュニアタイムトライヤルで2位。
この時の優勝は、レムコ・エヴェネプールだ。同じく世界選手権ロードジュニアでは50位でフニッシュしている。
今年、サントス・サイクリングフェスティバルで目に止まらなければ、今回のオファーもなかっただろう。
欧州以外から、プロになる道はとても狭く難しい。ルーク・プラップは見事にチャンスを掴んだ。しかも、最高のチームと契約するとなると将来は明るいはずだ。
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