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1年前のドーピング検査で陽性反応を示した21歳のプロライダー

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Photo Luis Villalobos instagram
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EF Pro Cyclingのルイス・ビラロボス(Luis Villalobos)は、UCIによって成長ホルモンGHRP-6を使用したとして捕獲された。

2019年4月25日のレース競技外で、メキシコ国立アンチドーピング機関が収集したサンプルでの陽性反応だった。

手続きが完了するまで暫定的に停止される。

 

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EF Pro Cyclingとの契約前

Photo Luis Villalobos instagram

 

ルイス・ビラロボス21歳は、2018、2019年と2年連続のメキシコタイムトライヤルチャンピオン。

2018年ツアー・オブ・ユタでは19歳で総合8位となっている。

2019年8月1日からEF Pro Cyclingと3年間の契約を結んだが、それまではメキシコのコンチネンタルチームAevolo で走っていた。

 

ルイス・ビジャロボスは、Bサンプルを要求する権利を有するが、B分析もプラスになると、有望なライダーは4年間の停止に直面する。

成長ホルモンをドーピングで使用した場合には、深刻な身体の異常をきたすこともある。

ランス・アームストロングが成長ホルモンを1度使ったことを告白しているが、これが元で睾丸癌が進んだとも言われている。(これについては別記事で)

将来性のある若いライダーなのにもったいない。

 

EF Pro Cyclingは、とても怒っており知っていれば契約していなかったと声明を出している。

GHADA-6をテストできるのはWADA認定ラボのみであり、潜在的な利益相反のため、チームはアスリートの内部スクリーニングプロセスでこれらのラボを使用することは許可されていない。

つまり、ライダーからの申告がなければ成長ホルモンを使っていることもわからない。まあ、自分から言うヤツはいないだろうけど。

どちらにしても、チームに与える影響、スポンサーに対しても悪い材料しか与えることはない。

チームはスポンサーの経営難で存続さえも危ない状況だ。

 

ドーピングが自転車界に与える影響も考えて欲しい。それにしても未だに使用しているライダーがいるのにも困ったものだ。

 

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