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【最軽量の進化】Roval Alpinist CLX III ホイール & Cockpit II クライミング性能と快適性を極限まで追求

機材情報
Image credit: chan
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SpecializedのコンポーネントブランドRovalは、クライミングカテゴリーのフラッグシップモデルである「Alpinist」シリーズを大幅にアップデート。

新型のAlpinist CLX IIIホイールセットと、一体型ハンドル・ステムのAlpinist Cockpit IIは、徹底的な軽量化を実現しつつ、快適性と操作性の向上を両立させている。

 

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Alpinist CLX IIIホイールセット

自動翻訳にして日本語字幕をつけてみると内容がわかる

 

新型Alpinist CLX IIIホイールは、クライミングホイールとして驚異的な公称重量1,131g(前後セット、リムテープ、チューブレスバルブ込み)を達成。

これは前作のCLX IIから134gもの大幅な軽量化だ。

 

【主な特徴】

  • 軽量化の最大の功績は、Arris Compositesと共同開発した新しいRoval Aero Compositeスポークの採用。このスポークにより、合計で103.5gの軽量化に成功
  • 複合素材スポークは、従来のDT Swiss Aeroliteスポークに比べ、20%の強度向上と、わずかな「しなり」による優れた振動吸収性・疲労寿命をもたらし、荒れた路面での操作性と乗り心地を向上
  • リムハイトは前後とも33mmで統一。リム内部幅は21mm、リム外部幅は27mm
  • タイヤの保持力と耐久性に優れるフック付きリムを採用し、特に28mm幅のタイヤに最適化
  • リム形状はETRTO(欧州タイヤ・リム技術機構)の規格に完全に準拠するようアップデートされ、安全性を確保しながらタイヤの装着性も改善
  • ハブ: Rovalデザインの軽量ハブシェルに、定評のあるDT Swiss 180 EXPの内部機構(SINCセラミックベアリング、36ノッチ・ラチェットリング)を搭載

  • 性能実績: Specializedのシミュレーションによると、このホイールは2023年ツール・ド・フランス・ファムでデミ・フォレリングがツールマレー峠を登った場合、前作と比較して5秒のタイム短縮に貢献したとされている。

価格は$1,399.99(約20万円)。

 

Alpinist Cockpit II:エルゴノミクスを刷新

 

ホイールと同時に発表された一体型カーボンコックピットAlpinist Cockpit IIは、軽量化に加え、ライダーの快適性に重点を置いてデザインされた。

 

【主な特徴】

  • 公称重量は270g(400x100mmサイズ)
  • エアロ性能を重視したRapideコックピットと比較して、28.3%高い振動減衰性を備え、長時間の登坂や荒れた路面での疲労を軽減
  • 10万件以上のRetülフィッティングデータに基づき形状を刷新
  • トップ部分をD字型や楕円形にすることで掌の圧力を分散させ、表面積を12%増加させて快適性を向上
  • ドロップ部分には4度のフレアが加えられ、手首が自然な角度になり、スプリント時や下りでのコントロール性を向上
  • 現代的な完全内装ケーブルルーティングに対応し、クリーンな外観を実現
  • 幅広いライダーに対応するため、ステム長80mm〜130mm、ハンドル幅380mm〜440mmで全15サイズを展開
  • 1-1/8インチの標準的なコラム径に対応しているため、Specialized AethosやRoubaixなど、既存のバイクへのアップグレードも容易

価格は$699.99(約10万円)

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