フランスのダイレクト販売のEkoiは、多くのワールドチームにヘルメットなどアパレル製品を提供している。
このEkoiから、非常に長い踏面を持つペダルが開発されている。使用しているのは、Burgos-BHとNice Métropole Côte d’Azurのライダー。
Nice Métropole Côte d’AzurのInstagramで確認されている。なんでも他のペダルと比べて8Wもパワーを節約できるという。
Ekoiの新型ペダル
Ekoï : la nouvelle pédale-chaussure PW8 pour gagner 8 watts ! https://t.co/TJHUJAxF6q
— Le Cycle (@LeCycle1) January 28, 2024
画像をみるとShimano、LOOK、Timeなどとは全く違う形であることがわかる。とても長くて薄い。
EkoiのCEO、Jean-Christophe Rattelは、新型ペダルであることを認めている。
「これらは新しいコンセプトを備えた新しいシューズのペダルだ。市販されている他のペダルと比較して 8 ワットのゲインをテストしたため、これは私に夢を与えてくれるイノベーションとなる。
2年前、発明者が私に会いに来て、特許を購入した。彼は今も私たちと一緒にプロジェクトに取り組んでいる。」
スタックの高さは8mm。とても薄い。8Wの削減はどのペダルと比べたのかはわからない。しかも、8Wといえば、相当だ。まあ、発売されると情報シートも出てくるでしょう。
Wild new Ekoi road pedals with huge platform spotted in the peloton https://t.co/0sRMGpZ7o0
— Cyclingnews (@Cyclingnewsfeed) January 30, 2024
なんでも、すでに開発費に200万ドル(約3億円)もつぎ込んでいるという。 INEOS GrenadiersやUAE Team Emirates、Team Visma | Lease a Bikeも興味を持っているとCEOは言っている。
ペダルとなると、かなり走りに影響するので慎重になるのも当然だし、実際にレースで使うのは製品が出来上がってからになるかもしれない。
今後、Burgos-BHとNice Métropole Côte d’Azurがレースで使っていく。ちょっと足元に注目だけど、走っていたら見えないでしょうね。
コメント