ヨナス・ヴィンゲゴーの2023年グランツール出場計画は、12月のJumbo-Visma合宿で最終決定される。
だが、ツール・ド・フランス優勝者とブエルタ・ア・エスパーニャ優勝者のレムコ・エヴェネプールを巡る憶測は止まらない。
ヨナス・ヴィンゲゴーは2023年のツールで王座を守り、レムコ・エヴェネプールは2023ジロ・デ・イタリアで2024年のツール出場の足がかりとすることが予想されている。
ヨナス・ヴィンゲゴーは、さいたまクリテリウムのインタビューでブエルタ覇者のレムコについて問われると途中まで味方になるかもしれないと語っている。
レムコと同盟か
レムコ・エヴェネプールとはまだ、一度もグランツールで対戦してませんが、彼との対決はどうなると予想してますか?
そうだね、僕とレムコが同じグランツールで走るのはいいことかもしれないね。お互いにハードなレースから得るものがある。
彼は、私たちがお互いに対処しなければならなくなるまで、良い味方になるかもしれない。
ブエルタで彼はとても強かったと思うが、今のところお互いを比較するのは難しい。我々は3週間のラウンドでお互いにレースをしたことがないからね。
サイクリングファンは、タデイ・ポガチャル、レムコ・エヴェネプールとの3人の勝者の対決を期待していると思いますが、その点については?
ログリッチとエガン・ベルナルを忘れてはいけない。全員そろっての大一番、もうワクワクしている。
怖くはないですよ。最高の相手とレースがしたいんだ。もし勝てば、それは私の勝利を明るく照らすだけだからね。
とはいえ、このような衝突の結果はあえて予想しない。どちらかが目立つかもしれないが、互角に渡り合って、最後に誰が成功するかわかるというのは、どんなにいいことだろう。
2023年のグランツールの計画については、まだ決定してないんですね。
スボーツディレクターのメリン・ゼーマン(Merijn Zeeman)に電話したんだ。来年に向けた自分の考えを伝えた。
今、メリンは他の経営陣と一緒に、チーム全体のパズルを組み立てているところなんだ。12月のトレーニングキャンプで、彼らは僕のところに提案しに来る。
私がそれを気に入れば決定だ。もし、それが気に入らなければ、話し合いになる。
レムコもヨナス・ヴィンゲゴーも、レースを難しくすることで共闘する可能性はあるだろう。それは、暗にタデイ・ポガチャルに対してのことだ。ただ、3人の対決は2024年になるかもしれない。
ファンが望むのは、全ての強者が揃った対決ではあるのだけど。出来れば、2023年には見てみたいですね。
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