ディフェンディングチャンピオンのヨナス・ヴィンゲゴーは個人タイムトライヤルでビック4の中で最もタイムが悪かった。
- レムコ・エヴェネプール 28分52秒
- タデイ・ポガチャル +12秒
- プリモッシュ・ログリッチ +34秒
- ヨナス・ヴィンゲゴー +37秒
この結果をうけて、総合では更にタデイ・ポガチャルとのタイム差が広がる。
- タデイ・ポガチャル 27時間16分23秒
- レムコ・エヴェネプール +33秒
- ヨナス・ヴィンゲゴー +1分15秒
- プリモッシュ・ログリッチ +1分36秒
スタート前には、ヨナス・ヴィンゲゴーとタデイ・ポガチャルのタイム差は50秒だった。この結果についてヨナス・ヴィンゲゴーはどう考えているのだろうか。
結果については
🇫🇷 #TDF2024
💬 “I am satisfied with today’s day and look forward to the rest of this Tour de France.” – Jonas Vingegaard
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— Team Visma | Lease a Bike (@vismaleaseabike) July 5, 2024
ヨナス・ヴィンゲゴーは、スタート前に第4ステージまで毎回タイムロスするはずだと思っていたと言っている。
とくに、第2ステージのサン・ルーカの登りでは間違いなく遅れると考えていたようだ。
ただ、二つのステージは、サン・ルーカは短く、ガリビエ峠も頂上手前からのアタックで8秒遅れただけだ。第3ステージの山岳に向けて二人の登りでの実力差はそれほど大きくないと思われる。
ただ、この個人タイムトライヤルでは37秒もの差。二人の山岳での力が互角ならば、タイム差を縮めるのはとても難しい。これについてヨナス・ヴィンゲゴーは以下のようにコメントしている。
正直なところ、僕にとってはいいタイムトライアルだったと思う。自分のパフォーマンスには満足しているし、レムコと相性のいいタイムトライアルで37秒しか差がつかなかったのは、自分にとってかなりいい結果だ。
大負けとは言わない。むしろ逆だ。もっとタイムを失うと思っていた。レムコにとって有利なタイムトライアルなんだから、今日は25秒のタイムロスで済んでよかったよ。
昨年は2つのステージで7分半を記録した。こういうこともあるんだ。
もちろん、僕には野望があるし、ここでいい成績を残したい。でも、とにかく、起こったことは起こったことで、それを変えることはできないんだ。
サン・ルーカは、レース前に最も心配していた日だったと思う。サン・ルーカではタイムを落とさなかったし、今日はレムコとタデジが僕よりずっと似合うコースで25秒しか落とさなかった。
だから、25秒のタイムロスで済んだことは、今日の僕にとって良い一日だったと思う。
2023 ツール・ド・フランス第16ステージの個人タイムトライヤルでは、ヨナス・ヴィンゲゴーがタデイ・ポガチャルを1分38秒も上回ったことを考えると、ヨナスがベストでないのはあきらか。
最終ステージの33.7kmの個人タイムトライヤルでは、ベストなヨナスが見れるだろうか。
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