ここにきてヨナス・ヴィンゲゴーが移籍するのではないかという噂が絶えない。
ヨナス・ヴィンゲゴーが、新たにデンマーク企業の出資を受けたINEOSへの移籍の噂について、自らの言葉でこれを完全に否定した。
しかしその背後では、INEOSがさらなるセカンドスポンサー探しに動くなど、次世代の才能を巡るプロトン内の駆け引きは複雑さを増している。
Netcompanyとの接触を否定、INEOSは予算拡大へ
Is Jonas Vingegaard really leaving Visma? Dane addresses growing INEOS transfer speculation: “I read that I have practically signed already…” https://t.co/JQ6i1oDyE4
— CyclingUpToDate (@CyclingUpToDat3) May 9, 2026
ヨナス・ヴィンゲゴーは、現在プロトン内で最も注目される移籍の噂の中心にいる。
新たにデンマークの投資家であるNetcompanyをメインスポンサーに迎えたINEOSが、グランツールでの覇権奪還を目指す上で、タデイ・ポガチャルを幾度も打ち破った実績を持つヴィンゲゴーを獲得するという憶測が浮上していた。
しかし、ヴィンゲゴーはこの噂を真っ向から否定した。
INEOSへの移籍について、すでに契約を結んだという報道もありますが、事実でしょうか?
すでに契約を結んだかのような記事を読んだ。でも、彼らとは話をしていない。
あなたのアージェントがチボリのイベントに出席したことで、Netcompanyとの接触も疑われていますが、この点についてはいかがですか?
それは違う。彼は我々をサポートするために来ていただけだ。だから、Netcompanyとも話はしていない。
現在のところ、ヨナス・ヴィンゲゴーはTeam Visma | Lease a Bikeと2028年末まで契約を残しており、同チームのグランツールにおける最大の要だ。
その一方で、INEOSを取り巻く状況も変化している。彼らはNetcompanyを獲得したにもかかわらず、さらなるセカンドスポンサーを探し、予算の拡大に努めている。
これは、現在のセカンドスポンサーとして残る化学会社INEOSが、短期的に自転車競技への投資を削減する方針であるためだと報じられている。
チーム代表のデイブ・ブレイルスフォードは「ツール・ド・フランスで勝つための条件を整えることが最終目標」と語っている。
つまり、この資金調達の動きは、ヴィンゲゴーや次世代のトップライダー獲得に向けた予算枠確保の布石であると見られている。
ただ、この事象は単なるINEOSの話題にとどまらず、Team Visma | Lease a Bike自身の将来設計が問われるタイミングと重なっている。
同チームもまた、19歳の新星であるポール・セイシャスへの関心が報じられている。
資金力のある他チームとの競争が激化する移籍市場の中で、Team Visma | Lease a Bikeは現在のヨナス・ヴィンゲゴーを中心とした勝利の体制を維持しつつ、ライバルチームに先んじて次世代の準備をどのように進めるかという、2つの課題の只中にある。
ただ、これは他チームも同じだ。Decathlon CMA CGM Team、Lidl-Trek、Red Bull – BORA – hansgroheとのし烈な戦いは続いていく。





コメント
この話題を取り上げて下さってありがとうございます。
この話題には伏線があるみたいで自転車屋の店長やお客さんから聞いた話しでは、(噂段階ですが)
日本の企業がベアリング関係で売り込みたいらしく、プロチームに供給したい思惑があるみたいです。
そこで、同じくワールドツアーチームに供給したいカンパニョーロと自転車メーカー(恐らくジオス)の思惑が一致して供給先と宣伝効果を狙っているみたいです。
イネオスはピナレロですが、ピナレロは、Q36.5という直営チームを持つ事になったので、開発に専念したいという気持ちがあるのかも知れません。(私個人の考え)
自転車屋の店長さんやお客さんからの生の声、非常に興味深い伏線のお話ですね。
日本のベアリング企業のお話ですが、実際にジェイテクトの「ONI BEARING」がTeam Visma | Lease a Bikeに採用されるなど、すでにプロの最前線に入り込んでいるので、さらなる供給拡大を狙っているという噂はとてもリアルです。
https://www.jtekt.co.jp/news/2025/004667.html
また、Campagnoloは現在ワールドツアーでの使用チームがゼロという状況なので、強力な供給先を血眼になって探しているというのも大いに納得できます。
Pinarelloについても、今季から「Pinarello Q36.5 Pro Cycling Team」となり直営色が強まったため、INEOSへの莫大なサポートを見直して自チームでの開発に専念するという見方は非常に鋭いですね。
INEOSとGIOSの思惑が一致しているという話は初耳でしたが、もし本当にGIOSブルーのバイクにCampagnoloのコンポを積んでツール・ド・フランスを走る姿が見られたら、機材ファンとしては最高の胸熱展開です。
事実と業界の思惑が入り交じる、プロショップならではのロマン溢れるお話を教えていただきありがとうございました。今後のスポンサー動向がますます楽しみですね。