ツール・ド・フランスは延期され、新しい日付が設定された。
ツールは、当初の6月27日~7月19日から、8月29日~9月20日にスケジュール変更されている。
だが、Team INEOSのGMデイブ・ブレイルスフォードは、安全でないと感じ、レースの予防策が十分でない場合は、ツール・ド・フランスからINEOSを撤退させると語った。
謙虚な立場を貫く
デイブ・ブレイルスフォードは、
必要と判断した場合、チームを撤回する権利を留保する。
レースが行われている間は参加する予定だ。だが、パリ~ニース以前に行ったように、物事の進化する状態を監視する。これは賢明で責任ある理にかなったアプローチだ。
と語っている。
Team INEOSは、パリ~ニースのレース開始前に撤退したチームの一つ。スポーツディレクターであるニコラス・ポータルの訃報と共に行われた。
パリ~ニースは、コロナウイルスが大陸を席巻する前に開催された最後のワールドツアーイベントとなってしまう。それでも最終ステージのニースには到達しなかったけど。
スポーツイベントを含む、社会のあらゆる側面にわたるロックダウンからの移行の是非について、多くの議論が生み出されるだろう。
同様に、ほとんどの人は、ロックダウンからの移行からの学習は、それが始まってはじめて行われることを認識している。私たちは状況を非常に注意深く監視し、もちろん国家の指導とすべての助言に注意を払うつもりだ。
パンデミックにより、世界がそのロールモデルやヒーローをどう捉えるかが変わった可能性があり、スポンサービジネスモデルの崩壊によりチームが生き残るために苦労する中で、プロサイクリングを変える可能性があるとも示唆している。
デイブ・ブレイルスフォードは、謙虚であることは悪いことではないと。今必要なのは、医師や看護師であり、スポーツは後回しになるかもしれないと語っている。
開催されたとしても、安全でないと判断するとすぐに撤退するだろう。
INEOSは100万本の消毒液を出荷
INEOSの9つのポリマーおよび化学部門のすべてが現在、医療および製薬業界に製品を供給しており、それらの多くは現在、コロナウイルスのワクチンおよび治療の戦いで使用されている。
Team INEOSのチームバスで消毒液をフランスの病院に配送している。INEOSの手指消毒剤は、南フランスの29の病院だけでなく、メッツとベルダンにも届けられている。
コメント