2022ツール・ド・フランスを総合3位でフニッシュしたゲラント・トーマスがレースに復帰した。
復帰レースは、コモンウェルスゲームズ。
コモンウェルスゲームズとは
イギリス連邦に属する国や地域が参加して4年ごとに開催される総合競技大会。
オリンピック競技のほか、英連邦諸国で比較的盛んなローンボウルズ、7人制ラグビー、ネットボールなども行われる。主催はコモンウェルスゲームズ連盟。
ゲラント・トーマスは、まずは個人タイムトライヤルに出場。結果は?
コーナーにフェンス
Little recon and now all ready for tomorrow’s commies TT. Always an honour to pull on the Welsh colours 👌 Let’s hope I’ve still got some Tour form in these legs 🤞🏴 #TeamWales #Birmingham2022 pic.twitter.com/UtQEf9yrO6
— Geraint Thomas (@GeraintThomas86) August 3, 2022
ゲラント・トーマスはコモンウェルスのジャージを着て前日にツイートしている。この時には、ツールの足が残っていることを期待しているとコメントしていたのだけど。
なんと、ゲラント・トーマスはカーブでフェンスにぶつかった落車してしまう。37kmのコースだったけれど、挽回することはできなかった。
カーブでフェンスにぶつかる 上記動画より
ゲラント・トーマスに大きなケガはない。中間計測で、30秒ローハン・デニスから遅れていた。
このコースでは、ダン・ビンガムも落車。INEOS Grenadiersのルーク・プラップはマシントラブルで遅れてしまう。
ゲラント・トーマスはゴール後のインタビューで
時には不運に見舞われることもあるが、今日は自分の責任として受け止めることにした。ベストを尽くしたいと思っていたんだ。どのコーナーも埋まっていないと思っていたから、あまりブレーキをかける必要はなかったんだ。
ローハンが超一流になることは分かっていた。僕は限界に達していなければならなかったが、序盤でそうなってしまったのは、こういうことなんだ。
まさか、カーブで道端が狭くなるとは思っていなかったということでしょうね。ゲラント・トーマスは、6番目の序盤のコーナーで落車している。
それでも、ローハン・デニスから28秒遅れでゴールしているのは調子の良い証拠だろう。次はロードレースを走ることになっている。
ちなみに、マーク・カヴェンディシュもツール・ド・ポローニュを途中欠場してコモンウェルスゲームのロードレースに出場することになっている。
リザルト
優勝はローハン・デニス。
- ローハン・デニス (オーストラリア)、46分21秒
- フレッド ・ライト (イングランド) +26 秒
- ゲラント・トーマス (ウェールズ) +28秒
- アーロン・ゲート (ニュージーランド) +2分22秒
- ルーク・プラップ (オーストラリア) ) +2分26秒
- ジョン・アーチボルド (スコットランド) +2分33秒
- オウィエン・ドゥール (ウェールズ) +2分44秒
- ダレン・ラファティ (NIr) 2分49秒
- トム・ セクストン (NZl), 3分20秒
- アンドレアス・ミルティアディス (Cyp) 3分29秒
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