2024 ツール・ド・ロマンディ第2ステージ　まさかのゴール展開

ツール・ド・ロマンディは、スプリンターが活躍するステージから、山岳ステージへと移行する。

最後は登りゴールとなっており総合勢のパフォーマンスが見られそうだ。

 

第2ステージ  フリブール～サルヴァン/レ・マレコット171km

 

第3ステージはフリブールから始まり、7.6kmの登りを7.5%で登り、レ・マレコットに終わる山岳ステージとなる。

最大勾配は14%となるので、総合勢がランキングの上位を占めるゴールとなる。

 

1. スプリントポイント　Enney
2. 2級山岳　レ・モス (12.8 km・4.2%)
3. スプリントポイント　Vernayaz
4. 2級山岳　レ マレコット (7.6 km・7.5%)

 

スタート

今日も寒そうな恰好だ。

 

 

リーダーはDecathlon AG2R La Mondiale Teamのドリアン・ゴドン。

 

山岳賞はAlpecin-Deceuninckのユーリ・ホルマン。

 

スプリント賞ジャージは、ジャンニ・フェルメルシュ。

 

新人賞はTeam Visma | Lease a Bikeのティム・ファンダイク。

 

ニュートラルスタート。

 

ドリアン・ゴドンはジャージを着るのは今日だけかな。

 

オフシャルスタート。

 

7人の逃げ

7人が逃げている。

1. クサンドロ・ムーリッセ (Alpecin – Deceuninck)
2. ティボー・ネイス (Lidl – Trek)
3. ロジャー・アドリア (BORA – hansgrohe)
4. ニキアス・アルント　Team dsm-firmenich PostNL
5. アンドレア・ヴェンドラーメ (Decathlon AG2R La Mondiale Team)
6. ショーン・フリン (Team dsm-firmenich PostNL)
7. ザビエル・ミケル・アズバレン　Q36.5 Pro Cycling Team

 

スプリントポイント　Enney

ポイント獲得順位は

1. アンドレア・ヴェンドラーメ (Decathlon AG2R La Mondiale Team)　15ポイント
2. ショーン・フリン (Team dsm-firmenich PostNL) 10ポイント
3. ロジャー・アドリア (BORA – hansgrohe)　5ポイント

 

2級山岳　レ・モス (12.8 km・4.2%)

先頭は2級山岳に。

 

集団はEF Education-EasyPostが引いている。残り62.4kmで3分18秒差に。

 

なんと路肩には雪が。

 

先頭は5人となっている。

 

集団からBahrain Victoriousのルーカス・ペストルベルガーがアタック。

 

5人のメンバーは

1. クサンドロ・ムーリッセ (Alpecin – Deceuninck)
2. ティボー・ネイス (Lidl – Trek)
3. ロジャー・アドリア (BORA – hansgrohe)
4. アンドレア・ヴェンドラーメ (Decathlon AG2R La Mondiale Team)
5. ザビエル・ミケル・アズバレン　Q36.5 Pro Cycling Team

 

Q36.5 Pro Cycling Teamのザビエル・ミケル・アズバレンは半そで半パン。寒くないのか?

 

ポイントはスプリンターのアンドレア・ヴェンドラーメがトップ通過。

1. アンドレア・ヴェンドラーメ (Decathlon AG2R La Mondiale Team)　10ポイント
2. ロジャー・アドリア (BORA – hansgrohe)　6ポイント
3. ティボー・ネイス (Lidl – Trek)　4ポイント
4. クサンドロ・ムーリッセ　Alpecin-Deceuninck　2ポイント
5. ザビエル・ミケル・アズバレン　Q36.5 Pro Cycling Team　1ポイント

 

ルーカス・ペストルベルガーが集団よりも前で通過。

 

残り39.7kmで2分20秒差。

 

下り終わってティボー・ネイスは、ウインドブレーカーをサポートカーに。

 

ロジャー・アドリアもウインドブレーカーをサポートカーに預ける。

 

先頭から切れたTeam dsm-firmenich PostNLのショーン・フリンに、Bahrain Victoriousのルーカス・ペストルベルガーも捕まる。

 

ティボー・ネイスが逃げに乗ったのは、チームからのオーダーなのだろうか。

 

集団けん引に、Lotto Dstnyのトーマス・デヘントも加わる。

 

山岳が近づくのに、UAE Team Emiratesはけん引にメンバーを送っていない。

 

スプリントポイント　Vernayaz

どこがスプリントポイントなのか良くわからなかった。

1. アンドレア・ヴェンドラーメ　Decathlon AG2R La Mondiale Team　15ポイント
2. ロジャー・アドリア　BORA-hansgrohe　10ポイント
3. ティボー・ネイス　Lidl – Trek　6ポイント

 

残り9.7kmで2分55秒のタイム差。平地ならば楽々逃げ切りのタイム差だ。

 

2級山岳　レ マレコット (7.6 km・7.5%)

先頭は登りだしている。

 

先頭からQ36.5 Pro Cycling Teamのザビエル・ミケル・アズバレンが切れた。

 

集団はTeam Jayco AlUlaのエディ・ダンバーが引き出した。

 

残り5.7km。 INEOS Grenadiersのジョナタン・カストロビエホが引き出した。

 

先頭からBORA-hansgroheのロジャー・アドリアが切れた。

 

リーダーのドリアン・ゴドンは切れている。アントン・パルツアーがカメラに気づいてニコリと。

 

先頭からAlpecin-Deceuninckのクサンドロ・ムーリッセが切れた。

 

Team Jayco AlUlaのサイモン・イェーツがアタック。

 

すぐに、レニー・マルティネス、リチャル・カラパスが張り付く。

 

しかし、また、集団に戻る。

 

クサンドロ・ムーリッセが戻ってきた。

 

集団からルーク・プラップがアタック。

 

後ろに、BORA-hansgroheのフローリアン・リポウィッツが張り付いている。

 

Team Visma | Lease a Bikeのヤン・トラトニクも切れている。

 

残り1.7km。先頭は3人は、追走のルーク・プラップに追い付かれるか。

 

ルーク・プラップの後ろには、BORA-hansgroheのフローリアン・リポウィッツが張り付いたまま。バイアスロン出身の選手だ。

 

ルーク・プラップが先頭に追い付く。

 

クサンドロ・ムーリッセとフローリアン・リポウィッツは切れた。

 

最初から逃げていた二人が最後まで残るとは。しかも、二人共どちらかと言えばスプリンターだ。

 

ルーク・プラップは二人にはスプリントではかなわない。

 

集団はエガン・ベルナルが先頭で引いている。

 

残り500mに。

 

ルーク・プラップは、ティボー・ネイスと会話。

 

集団からBORA-hansgroheのアレクサンドル・ウラソフがアタック。

 

ルーク・プラップが先にスプリントを開始したが、二人に並ばれる。

 

 

アンドレア・ヴェンドラーメが先行だ。

 

アンドレア・ヴェンドラーメをティボー・ネイスがまくる。

 

ティボー・ネイスが前に出た。

 

ティボー・ネイスは勝利を確信。

 

なんと、ティボー・ネイスが逃げ切りから勝利してしまった。昨シーズンから登りも強くなっていたけれど、まさかワールドツアーで逃げ切りしてしまうなんて。

 

ティボー・ネイスはこれがキャリア3勝目。

 

ティボー・ネイスはボーナスタイム10秒も獲得して、リーダージャージもゲットしている。ティボー・ネイスは、シクロクロスでは父親のスヴェン・ネイスにはかなわないが、ロードでは父親を完全に上回っている。

 

ドリアン・ゴドンは、一日でリーダージャージとお別れとなった。

2位は2日連続でDecathlon AG2R La Mondiale Teamのアンドレア・ヴェンドラーメ。3位にはTeam Jayco AlUlaのルーク・プラップが入っている。

 

リザルト

ティボー・ネイスのコメント

水曜日のステージの後、自分の良い脚を見せられなかったので、とてもがっかりしていた。今日のステージでは、もし十分な強さがあれば、早い段階で逃げに入るつもりだった。実際に逃げは自分で作ったし、完璧なタイミングだった。逃げ仲間はとても強かった。

途中、決勝のためにエネルギーためてましたか。

何が起こるかまったく予想できなかったから。序盤の逃げは初めてだったし。最後の上りも知らなかったし、最後の1キロも何も知らなかった。だからチームに感謝しなければならない。彼らは素晴らしいガイドをしてくれた。

ある人たちにとっては、これは平凡な勝利に見えるかもしれない。また、このために懸命に働いた。このことは一生忘れないだろう。

イエロージャージをキープする野心はある？

僕のタイムトライアルは、十分な力をもっていないので、主にイエローで一日楽しむつもりだ。

 

3位はTeam Jayco AlUlaのルーク・プラップ

 

第2ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞