エリア・ヴィヴィアーニは、来シーズンの契約がないワールドツアーライダーの一人。
今回、正式に INEOS Grenadiersから別れの投稿となった。
移籍先は?
It’s been a privilege to race for six seasons with you @eliaviviani
Grazie e buona fortuna in your next chapter pic.twitter.com/euKxauWdIn
— INEOS Grenadiers (@INEOSGrenadiers) December 30, 2024
以前から、エリア・ヴィヴィアーニはQ36.5 Pro Cycling Teamに移籍という噂だったけれど、 INEOS Grenadiersからはトム・ピドコックが移籍。
エリア・ヴィヴィアーニの移籍は、誤報だったようでチームはすでに2025年シーズンのメンバーを締め切っている。
こうなると、今シーズンの勝利のない35歳のスプリンターの行き場はなくなるかもしれない。
エリア・ヴィヴィアーニは、2015年から2017年までチームスカイに滞在。その後、Deceuninck-Quick-Stepに2シーズン。2年で30勝もあげる大活躍。
Cofidis, Solutions Créditsとは2シーズンで契約延長はなかった。コフィディスでの1年目では勝利はなく、2021年シーズンも前半は心臓の問題もあった。
後半にかけて、尻上がりに調子をあげ、終わってみるとシーズン7勝という活躍。さらに、東京オリンピックでは、オムニアムで銅メダルを獲得。
2021世界選手権トラックでは、エリミネーションで世界チャンピオンにもなった。
エリア・ヴィヴィアーニは、2022年に INEOS Grenadiersに復帰し、2年間で4勝。
2024年は勝利なし。だが、ロードと両立しているトラック競技では、パリオリンピックでマディソンで銀メダルを獲得。こちらは第一人者の実力を保ち続けている。
エリア・ヴィヴィアーニは、引き続きトラック競技も続けていくようで2028ロサンゼルスオリンピックも視野にいれている。
しかし、ロードの所属チームがなければトラック競技を続けていくのも難しいかもしれない。すでに、2025年となっており、これから移籍先を見つけるのは至難の業だ。
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