リオデジャネイロオリンピックでは、オムニウムで金メダルを獲得している INEOS Grenadiersのエリア・ヴィヴィアーニ。
東京オリンピックでも、オムニウムで銅メダルを獲得した。
3大会目となったパリ五輪でもメダル獲得の快挙達成だ。
マディソン
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— ℝ♡ ℙℂℂ ✨️ (@Italysckros) August 10, 2024
エリア・ヴィヴィアーニは、得意のオムニウムでは9位に終わっていた。その後、マディソンで、Lidl – Trekのシモーネ・コンソンニとコンビを組んでいた。
マディソンは、プロレスの聖地、マディソンスクエアーガーデンで行われていたことから名付けられたトラック競技。
今回は250mのトラックを200周だから、50kmで争われている。
10周毎にスプリントポイントがあり
- 1位 5ポイント
- 2位 3ボイント
- 3位 2ポイント
- 4位 1ポイント
4位までにポイントが与えられる。200周だから、20回スプリントポイントがある訳だ。チームは2人だけど、競技に参加できるのは一人。
一人が走っている時には、相手はトラックの上側を走って交代まで待っている。交代する時が見もので、交代する選手を走っていた選手が腕をつないで前に押し出す。
普通の人がやったら、間違いなく落車してしまう高度な技だ。
しかし、イタリアチームは、200周ある残り20周でシモーネ・コンソンニが落車。だが、2位をキープしてゴールしている。
エリア・ヴィヴィアーニは35歳。最後のオリンピックだろうけど、3大会連続のメダル獲得となった。
エリア・ヴィヴィアーニのコメント
ついに自分たちは一周した。最後は、ポルトガルチームが全速力で最後のスプリントを行っていることに気づくには十分な時間だった。
それについて私たちにできることはほとんどなかった。コレクションに欠けていたのはシルバーだけだった。そしてそれは素晴らしいものになると確信している(笑)
シモーネ・コンソンニがクラッシュしたとき、私たちはすべてを捨てることはできない、事実上スプリントを逃すことはできなかった、と自分に言い聞かせた。
だが、それが私たちが負けた理由ではない。7ポイント差で失った最終的なギャップを見れば、いずれにせよ彼らが勝っていただろう。
私たちは敗北を受け入れ、オリンピックで3年連続のメダルを獲得できる美しい銀メダルを享受しなければならない。
結局のところ、先日欠けていた(オムニアム)おとぎ話のハッピーエンドが今日代わりにやって来た。本の終わりを数ページ延期しただけだ。
明日の閉会式には私も出席する。選手もスタッフも国民の要望でまだパリにいるので、みんなで行こう。
シモーネ・コンソンニのコメント
おそらくこの銀メダルを期待できる人はほとんどいなかっただろう。しかし、私たちはそれを強く信じて、最高レベルの相手に対して自分のすべてを捧げた。
私たち二人ともコレクションには銀メダルが欠けているだけで、それを勝ち取った。クラッシュが起こるまでは完璧に走ったが、それは確かに大いに動揺させた。
したが、それがどうなるかは決してわからなかった。私は彼が長年にわたって私に与えてくれたすべてをかけてこのマディソンを走った、と言える。本当にエキサイティングでした!
コメント
二人とも五輪で、金銀銅をコレクションしましたね!すごいことです。
オムニアムではもベンジャミン・トマが落車してましたが金メダルとってました。地元フランスでのそれは格別だったでしょう!
ほんと、凄いことですよね。ただ、フランスなので放送が遅いので東京のように見れないのが、少し残念。
日本の競輪グループがメダル獲得でもしてくれればと思ってましたが、世界の壁は厚かった。しも、競輪と同じように頭突きが何回かレースでもあったようで、話題になってますね。