2020年シーズン、リュウマチとなってしまいイネオスから引退したイアン・スタナード。
33歳での引退は、あまりにも早く惜しいものだった。
イアン・スタナードは、現役のサイクリングキャリアを経て、昨シーズンまでトム・ピドコックがレースをしていた英国のTRINITY Racingのスポーツディレクターに就任することになった。
指導者への道
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2008年にLandbouwkrediet – Tönissteinerでプロ入りしたスタナードは、過去11シーズン、イネオス・グレナディアーズと元チームスカイのために乗っていた。
キャリアで一度は英国王者となったが、主にオムループ・ヘット・ニューウズブラッド(2014年と2015年)の2度の優勝者として知られている。2016年はパリ・ルーベでも3位に入った。
2021年、スタナードはTRINITY Racingのスポーツディレクターとなる。
チームのプレリリースでイアン・スタナードは
TRINITY Racingは、ヨーロッパでも有数のトレーニングチームとなっており、私の新しい役割でスタートできることを楽しみにしている。昨年の成功を踏まえて、U23の大きなレースに臨むことができる。
と、語っている。
TRINITY Racingは、UCIMTBチームとしても登録しており、グラベルライドにMTBと多彩なレース活動をしていくことになる。
イアン・スタナードの活動期間については不明だが、英国の若い選手の育成に努めてくれるはずだ。
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