現在、エガン・ベルナルはツール以来のレースであるエトワール・ド・ベセージュを走っている。第2ステージではようやく、後半にチームトレインの先頭にいる姿を見ることができた。
イネオス・グレナディアーズのGMデイブ・ブレイスフィールドによるとエガン・ベルナルはジロに出場すると発言している。
GMの発言から24時間もたたない内に、ベルナルは第2ステージのレース前にジロの出場について語っているので聞いてみよう。
ジロ出場は最善の決断
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イネオスのGMデイブ・ブレイルスフォードが、ジロではベルナルがイネオス・グレナディアーズを率い、ゲラント・トーマス、リチャル・カラパス、テイオ・ゲイガンハートがツールでリーダーとなることを明らかにしている。
24時間もたたないうちに、ベルナルは次のように付け加える発言をしている。
昨日のGMの発言でジロに出場が噂されてますが、本当にジロに行きますか?
これが最善の決断だと思う。2016年にプロになってからジロでレースをしたいと思っていた。2019年のツール・ド・フランスで優勝した年にも、ジロに参戦する予定だったんだけど、鎖骨骨折でうまくいかなかった。
ジロに出ようと思うたびに、何かが起こる(笑)。でも、そんなことは気にしない。
レースを楽しみたいし、本当に大好きなレースだし、レースができるということでモチベーションも上がっている。
それに集中できていることがとても幸せだ。
ブレイルスフォードが、「レースの楽しさを見つける必要がある」と語ったことについてどう思いますか?
ある程度はそうだと思う。昨年は背中に問題があったので、とても難しい年だった。
しかし、状況を分析した結果、自分が本当に楽しめるレースに集中し、参加することで大きな喜びを得ることが最善だったということに全員が同意したと思う。
ジロはずっと楽しみにしていたレースだし、心理的にも後押ししてくれた。
ツール以来のレースであるエトワール・ド・ベセージュを走ってますが、オープニングステージの結果については満足してますか?
昨日のステージは非常にゆったりとしていて、完全にフラットなものだった。特にミハウ・クフィアトコフスキが5位だったので、僕にとってはとても良かった。
背中のリハビリについてはどうですか?
毎朝、ステージが始まる前の時間があるときに、このレースでもエクササイズをして改善を続けている。
まだ100%治ったわけではないし、練習はレースを少し難しくしているが、正しい道を歩んでいると感じている。
背中の問題は手術によって治るものではないので、強化をしていくしか方法がない。厳しいステージで再発しなければ良いのですけど。
エガン・ベルナルのレーススケジュール
すでに発表されている現時点でのエガン・ベルナルのスケジュール。
エトワール・ド・ベセージュを走り終えた後には、ツール・ド・ラ・プロヴァンスを走ることになる。その後、ストラーデビアンケも出場することになっているが、厳しいレースを走って、背中に影響はないんだろうか?
更に、ジロに続いてブエルタも参加予定となっている。
アダム・イェーツとのダブルエースとして走る予定だと思うが、これはジロの結果次第となるはずだ。
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