数年前から出てきた理論、タイヤが太いほうが転がり抵抗が低い。
という理論は皆さんもご存じかと。
そしてより大きなロードタイヤの快適さとグリップの向上を経験されている方もおられると思います。
プロの間でも、最初のうちは少なく懐疑的でした。しかし、28mmチューブラーがワールドツアーでも登場しています。変化の時が来たようです。
しかし、ほんの数年前の論争を忘れないようにしましょう…リムブレーキも消えつつあるようです。
28チューブラーの台頭
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Wanty-Gobert – all photos courtesy of Mikey van Kruiningen
マイキーはそれを「28チューブラーの台頭」と呼んでいます。
彼自身のチームのFulcrum Speed 55T DBホイールに接着された28mm Continental Competition Pro Ltdチューブラーだけでは決してありません。
限定されない…68台のバイク…
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Dimension Data
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Trek-Segrafredo
これらはヘント〜ウェヴェルヘム2019での各チームのタイヤ。
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EF Education First
現在、より広いカーボンホイールがロードサイクリングのトップレベルでレースされています。
なので、より広いタイヤにステップアップすることに対する空気力学的なペナルティはほとんどないと言えるでしょう。
そして、ヘント〜ウェヴェルヘム(UCIワールドツアー) は、過酷な玉石さえも備えていません。 (250kmのコースから約2kmほど石畳の山登りがあります。)
つまり、路面についてはそこまで厳しい条件ではないのです。
にも拘わらず、各チーム共28mmという太いタイヤを装着しています。全くのアスファルトではないですけれどね。
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Correndon-Circus
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Sunweb
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Bora-Hansgrohe
マイキーが撮影したホイールの写真のうち、1つだけがリムブレーキであることに気づくことでしょう。
そして、それらも予備のバイクに乗っていて、チームのAバイクにはローターが付いている。
明らかにディスクブレーキは、プロレースにおいても主流になってきたようです。
私自身は、チューブラータイヤを使ってます。
ただ昔ながらの細いタイヤ幅です。28mmでも重量が増えない軽量なタイヤがあれば使ってみたい気はしています。
クッション性とか快適性は間違いなく向上するでしょうからね。
リムブレーキも、数年後には議論にもならずに無くなってしまうんでしょうかねえ~
コメント
ディスク万歳でないのは、今年のグランツール優勝バイク達が証明したのでは‼️?
優勝バイクが全てリムブレーキ車なのは、
痛快でした‼️
鉄のGIOSさん、コメントありがとうございます!
確かに、イネオスにユンボ・ヴィズマにUAも優勝したのでリムブレーキ万歳でしたね。
私もリムブレーキ党なので、頑張ってくれて嬉しかったです(^^♪