MyBooの竹製バイクのフレームの竹はガーナで採取され、フレームの組み立てもガーナで行われている。
80時間をかけて手作りされたフレームの工程は結構大変。ガーナで作成されたフレームはドイツにおくられ組み立てられる。
MyBooは、これまでガーナでの雇用の創出に伴って、ガーナの子供たちにユニセフと協力して通学用に竹製バイクを提供。学校を作るなど様々な活動をガーナで行っている。
フレーム製造の過程
竹製の自転車というのは昔からあり、長い歴史がある。
このMyBooの竹製バイクの場合には、ガーナの竹が使われている。
まずは、最適な竹を選んで運搬。日本の竹と違って皮が厚いのが特徴。
数か月間乾燥。
ジグでジオメトリを固定。竹の管は樹脂でアルミニウムの部品に装着される。
竹の管をつなぎ合わせ、アルミニウム成分を固く乾燥した樹脂で固定。サイザル植物の樹脂を浸した繊維で包むことで結合をさらに強化。
接合部は、全て削って形を作っていくようだ。
硬いヒモのような物で、フレームを磨く作業が長い。特につぎめ部分を作り出すのが大変なようだ。
50点のチェックリストによって検査されたフレームはドイツに送られる。
これらの球根状の接合部は、チェーンステイが車軸と出会うブロック状のアルミニウム部品を除いて、心地よい有機美学に追加される。
フレームはドイツに出荷され、そこで塗装。強度テストが行われてアルミニウムのフォークが装備されて完成した自転車になる。
MyBooのJan Brix氏は、竹フレームの中には、材料が古くなるにつれて表面にひび割れが発生するものの、強度を損なうものではないことを教えてくれた。
構造上の欠陥は非常にまれであり、フレーム障害は事実上前例がないという。
Densu Cross竹製バイクの仕様
- ギアリング: Shimano 105 20速ディレイラー
- ギアレバー: Shimano 105ギア/ブレーキレバー
- フロントder: Shimano 105
- ブレーキ: Shimano mech。ディスクブレーキ
- リム: Rigida Taurus
- タイヤ: Schwalbe G-One Classic Skin 40-622
- サドル: Ergon SMC 4
- グリップ: Lenkerband Kork
- Fork:アルミニウム11/8 Zoll Ahead
- クランクセット: FSA 50×34
重量は、使ってあるパーツにもよるのだろうが11キロあり決して軽くはない。
価格も2,499 GBP(35万円)となっている。ガーナの職人さんの給料が出てますからね。
フレーム保証は5年となっており、シクロクロスバイク、MTB、E-BIKEなど様々な種類の竹製バイクを作り出している。
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