昨年、ベルギーのル・サミンのワンデイレースで、マチュー・ファンデルプールの乗るCANYON Aeroadのハンドルが破損した。
このため、CANYONはAeroadモデルの使用を停止するようにユーザーにストップライド通知をしていた。
その後、どうなったかだけど、CANYONはプロと一般ユーザーに新しいハンドルを提供している。
2月で1,800人
Aeroad CP0018バー/ステムは、強化されて戻ってきた。すでに2月中旬の時点で1,800人が新しいハンドルを受け取っている。
具体的には、ハンドルの肉厚を厚くしている。
上記のアルケア・サムシックのナイロ・キンタナも新型のハンドルでレースをしている。
Aeroad CP0018バー/ステムの良い所は、ハンドル幅が調整できること。
ハンドル幅を個人が変えることは、それほどないと思うけれど、販売する側では一つで良いのでコストの面でも助かる。
さらに、移動や運搬する際にも、3ピースになると利便性も良い。
シートポストも提供
CANYONには、シートポストの問題もあった。これはたわみがあってフレームが削れるという問題だ。
上記の動画がみると、たわんでいるのがわかる。わずかに隙間があるが、ここに異物や雨がしみ込んでフレームが削れるという問題があった。
ショックを受け止める構造だったのだけど、ユーザーからクレームが出ていた。
CANYONは、新しいシートポストのシステムもユーザーに出荷している。
これは安全機能ではなく、シートポストのための化粧品だ。グリースを塗るなどして対処している。
機能や構造的に影響を与えないので、すべてのプロが使っているわけではない。
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