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2022 ジロ・デ・イタリア第17ステージ 脱落した総合ライダーは?

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Photo credit: Grotevriendelijkereus on Visualhunt
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ジロ・デ・イタリア第17ステージでは、アルプスでの最終日。

ここでは、Bahrain Victoriousのサンティアゴ・ブイトラゴが逃げ切り勝利したが、総合では同じくBahrain Victoriousが総攻撃。

逃げで、サンティアゴ・ブイトラゴがいないのに、ミケル・ランダを守るアシストに事欠かない。

ヤン・トラトニクを第3ステージで失ったが、ペッリョ・ビルバオ、ワウト・プールス、ドメン・ノヴァクが山岳でアシストする。

第20ステージの最後の山岳でも、ミケル・ランダの表彰台獲得のために更なる攻撃を仕掛けるのは間違いない。

では、第17ステージで脱落したライダーを見てみよう。

 

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サイモン・イェーツ Team BikeExchange – Jayco

 

第2ステージの個人タイムトライヤルで勝利し、今年のジロの最有力候補として名前が上がったのに第4ステージの落車で膝を痛めてしまう。

 

徐々に膝の状態は戻っていると思われていた。それは、第14ステージの優勝で間違いないと思われたのだけど。

 

だが、サイモン・イェーツは第17ステージの速い段階でリタイヤが告げられる。前日の第16ステージでは、130kmに渡って逃げに乗っていたのに~。

 

チームドクターによると。

彼の墜落と膝の持続的な問題は、その後のすべての段階でサイモンに大きな負担をかけた。

それは膝蓋骨の海綿骨での体液の蓄積だ。毎日の治療とサイモンのタフさにもかかわらず、膝の痛みはますます悪化した。それが、競争から抜け出すという選択につながった。

 

膝の調子さえ、治っていれば最後の個人タイムトライヤルでも期待できただろう。山岳でも、アタックが見られたはずだ。

最有力候補がジロを膝の痛みでリタイヤするのは本当に残念だ。

 

ジョアン・アルメイダ UAE Team Emirates

TIZ-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

 

ジョアン・アルメイダは、Bahrain Victoriousの総攻撃により、残り12.5kmで遅れてしまった。アシストは逃げに乗っていたアレッサンドロ・コーヴィのみ。

UAE Team Emiratesは、連日逃げにメンバーを送っており、肝心な時にアシストがいない。頼みのダヴィデ・フォルモロも前日に99km逃げており足はなかった。

これはチームの戦術ミスではないか。

 

 

アルメイダは、単独で帰ってきている。結局、トップから4分3秒遅れのステージ14位でフニッシュ。ステージ5位のリチャル・カラパスから、1分35秒も遅れしまう。

 

もちろん大変だけど、あきらめたくない。僕は戦い続ける。ジロは僕にとってまだ終わっていないんだ。

最初から調子が悪く、昨日から100%回復していなかった。とてもハードなステージで、今日は脚が通常のレベルでないことがすぐにわかった。

ただ、それが自分だけなのか、それとも他のメンバーなのかはわからない。

まあ、結局は一人だったんですけどね。ハードな3日間とタイムトライアルがある。まだ終わってないんだ。

表彰台はまだ可能だ。簡単ではないが、最後の1キロまで戦うつもりだ。

 

総合ではミケル・ランダに抜かれて総合4位の1分54秒遅れに。第20ステージでも、最難関の山岳ステージが残っており、最終日のTTで挽回不可能なタイム差に追いやられるかもしれない。

調子が戻れば別だろうけど。

 

ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux

 

第16ステージの下りで落車し、ステージ12位でフニッシュ。総合では5位から6位に後退していた。

だが、この第17ステージでは、Bahrain Victoriousの引きによって落とされてしまう。結局ゴールは、11分35秒遅れの35位。

総合では6位から10位に落ちてしまった。

ただ、ドメニコ・ポッツォヴィーヴォは39歳。大きなケガを克服してレースを続けていることも考慮しないといけない。

 

ここからは、チームメイトのヤン・ヒルトの総合順位の押し上げのためにアシストに徹するだろう。

 

アレハンドロ・バルベルデ Movistar Team

TIZ-cycling ストリーミング スクリーンショット

 

アレハンドロ・バルベルデは、前日の第16ステージで158kmに渡って逃げた疲れが出たようだ。それまで、総合10位だったが、ステージ31位の11分35秒で総合12位に後退。

最後は、イバン・ソーサにひかれてゴール。最後のジロで総合10位以内は厳しいかもしれない。

さすがに、最年長の42歳で、いつまでもトップで走れることはないということか。ブエルタでの最後の走りに期待したい。

 

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