ジロ・デ・イタリアは第9ステージで、最初の決戦を迎える。
最後に待ち受けるのは1級山岳ブロックハウスの登りゴール。ここで、総合優勝の可能性のあるライダーが出揃うことになる。
現在総合トップは、Trek-Segafredoのフアン・ロペス。優勝候補のTeam BikeExchange – Jaycoのサイモン・イェーツは総合5位で1分42秒差だ。
サイモン・イェーツ、リチャル・カラパスが動いてくることが予想されるが、サイモン・イェーツは気になる発言をしている。
100%ではない
サイモン・イェーツは、第4ステージの序盤、落車により膝を痛めてしまった。レース途中で何度もドクターカーやサポートカーに捕まる姿が目撃されている。
サイモン・イェーツは、この膝の状態が100%でないことを初めてメディアに公開している。
また、事故を起こした際に後ろからぶつかって転倒させた無名のライダーを特定し、”ブレーキの使い方を知らない “と発言している。
正面衝突があったんだ。僕は止まれたんだけど、誰かが後ろからぶつかってきた。彼らはブレーキの使い方を知らないんだ。
膝を舗装にぶつけてしまい、それがダメージとなった。100%ではないけれど、日に日に良くなっているし、足かせにはなっていないよ。
レースで最初に大爆発するブロックハウスでの対決を期待している。でも、僕はいいポジションにいる。今は前方にいるので、攻撃的になる必要はないんだ。
アタックする必要があるのは、他のGCマンたちなんだ。
サイモン・イェーツとしては、総合12位にいるリチャル・カラパスのタイム差、24秒を意識して走るだろう。
だけど、カラパスのキレの良いアタックについていけるのかは未知数だ。とはいえ、最初の大きな試練が待っている。
サイモン・イェーツが総合優勝を狙う上で、大事なステージとなるのは間違いない。
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