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2022 ジロ・デ・イタリア山岳賞ライダーがTeam Visma | Lease a Bikeを離れる

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Photo credit: joménager on Visualhunt
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2022 ジロ・デ・イタリア山岳賞を獲得したTeam Visma | Lease a Bikeのクーン・ボウマンがTeam Jayco AlUlaに移籍となった。

クーン・ボウマンは、ジロに6回、ブエルタに3回出場しているが、ツール・ド・フランスには出場経験がない。

綺羅星のごとく優秀なライダーが並ぶTeam Visma | Lease a Bikeでは、ツール・ド・フランス出場は難しい。これも、チームを離れる理由の一つかもしれない。

 

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2026年末まで2年契約

何故か、ディラン・フルーネウェーヘンが出てくる

 

クーン・ボウマンは、2015年trainee(研修生)としてチームに所属。プロ初勝利は、2017 クリテリウム・デュ・ドーフィネ第3ステージといきなりワールドツアーレースで勝っている。

この時に山岳賞も獲得しているが、ツール出場には至っていない。

プロ2勝目は2022 ジロ・デ・イタリア第7ステージ。この時には、トム・デュムランがゴール前でアシストしてくれている。

 

続いて2022 ジロ・デ・イタリア第19ステージでも勝利。ジロで2勝を挙げるという活躍で山岳賞も獲得した。

 

だが、マウンテンバイクで落車して手首を骨折。

 

復帰した、2022 ツール・ド・スロバキア第3ステージの山岳でゴールスプリントを制した。

 

2023 ジロ・デ・イタリアではプリモッシュ・ログリッチの総合優勝をアシスト。2024年シーズンは2024 コッピ・エ・バルタリ第3ステージで勝利。そして、総合優勝を飾った。

 

今年はグランツールへの出場もなかった。これほどの選手を使わないのは勿体ない。Team Jayco AlUlaでは、移籍してくるベン・オコナーの山岳アシストと短いステージでのエースの役割が与えられる。

 

クーン・ボウマンのコメント

Team Jayco AlUlaは、僕に多くの信頼と信用を示してくれた。このチームの中でなら、今でも強く抱いている自分の夢や野心を叶えることができる。毎レース、総合順位が最も重要視されるチームにいた後、再びアグレッシブに攻めるレースをしたい。

自分自身を表現するならば、オールラウンドなライダー。石畳を除けば、どんなスタイルのレースでもうまく走れると思うし、登りでもスプリントステージでも役に立つことができる。

グランツールのレースや、長く激しい準備に参加することは、サイクリングで一番好きなことだ。グループと一緒に長い時間ロードを走り、良いことも悪いことも一緒に分かち合うことが好きなんだ。

私はこれまでに9つのグランツールを走ったが、ツール・ド・フランスは走ったことがない。

このチームの助けを借りて、もっと多くのレースで一緒に勝ちたいし、自分の経験とサイクリングへの情熱を若い選手たちと分かち合いたい。

それに加えて、グランツールで成功し、Team Jayco AlUlaのリーダーたちを助けることが、将来、ビッグレースで私が望むことだ。

 

ジュリアン・ヴェルモート 2025年末までの契約延長

 

ジュリアン・ヴェルモートは、2011年から2017年までQuick-Stepで走っていたスピードマン。

2018年から2年間Team Dimension Dataで走り、2020年はCofidisで走っていた。だが、2020年末チームとの契約延長は得られず、どこからもオファーはなかった。

それでも、彼はあきらめず自費でスペインで個人合宿。引退という道を選ばなかった。

3か月間は時間を失ってしまったが、Alpecin-Fenixが3月31日に契約。

 

2022年末までAlpecin-Fenixに滞在していた。ジュリアン・ヴェルモートは、ツール・ド・フランス4回、ジロ・デ・イタリアに3回出場している。キャリアでの勝利は3勝。

ジュリアン・ヴェルモートは、2022年末にAlpecin-Fenixとの契約がなくなり1年間アマチュアチームで走っていた。

 

Team Visma | Lease a Bikeは、ネイサン・ファンフーイドンクの抜けた穴を塞ぐためにキャリア豊富なジュリアン・ヴェルモートを採用。

 

2024年シーズンはアシストとしてチームに貢献している。さらに1年の契約延長となった。

 

ジュリアン・ヴェルモートのコメント

もちろん。今年はすべてがあっという間だったけど、1月のトレーニングキャンプでチームに合流したときから、居心地がよかった。

レースではいつもいい感じだったし、チームに温かく迎えられた。大きなレースをたくさんこなすことができた。自分の出身地を考えれば、なおさら楽しめたよ。

このチームの雰囲気は、ライダーもスタッフもいつもいい。みんなプロフェッショナルとして働いているけど、笑いの時間もある。そのバランスがとても大切だと思う。

チームが継続を望んでいるのはいいジェスチャーだと思ったので、迷わず延長のサインをした。自分にはまだ価値があるし、チームに貢献できると感じている。将来が楽しみだ。

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