フリッポ・ガンナは東京オリンピックにおいて、最後のスパートでチームを団体追抜で金メダルに導いた。
オリンピックの後は、ツアー・オブ・ノルウェーで同じトラック出身のイーサン・ヘイターの総合優勝を助けるためにアシスト。
ゴール前からガンナが集団先頭を引くと、誰も前に出れない状態を作り出せる。ガンナは重要なチームの要であり、勝利の方程式の一部だ。
ガンナは、今シーズンも大いに成功しているが、更に貪欲に成功することに飢えている。
シーズン後半の目標
Good afternoon from #TourofNorway 👋
We all need a little @GannaFilippo in our lives 😍 pic.twitter.com/9ubdZunVA3
— INEOS Grenadiers (@INEOSGrenadiers) August 21, 2021
オリンピックの成功後は、多くのアスリートがスイッチを切って祝う。だがフィリッポ・ガンナは、まだ多くのことを切望しており、レースカレンダーにはいくつかの目標がある。
オリンピックで金メダルを獲得した後も、私はまだハングリー精神を持ち続けている。
家に帰ってからは、あまりお祝いはしなかった。実際、私の生活は全く変わらず、家族や友人と過ごしていた。
もちろん、オリンピックでの成功が特別なものであり、人生を変えるものであることはわかっている。自分がオリンピックチャンピオンであることを考えただけでも鳥肌が立つね。
ガンナは、9月9日にヨーロッパ選手権タイムトライヤルでレムコ・エヴェネプールと激突する。更に、世界選手権個人TTでは連覇を狙う。ライバルは多く、ハイレベルな戦いとなる。
どちらも厳しいレースとなりそうだが、ガンナは勝利することを切望している。
ガンナのロードレースの予定は以下の通り
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8月29日 Bretagne Classic – Ouest-France
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8月30日 ベネルクスツアー
- 9月9日 ヨーロッパ選手権個人TT
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9月22日 世界選手権個人TT
さらに、バリ～ルーベも追加される予定だ。ガンナの独走力があれば、ファビアン・カンチェラーラのようにゴール手前から逃げ切ることも可能だ。これも是非見てみたい。
世界記録の奪還も視野に
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ロードシーズンが終わると、ガンナはトラック競技に切り替える。
10月20日から24日にかけて、ルーベックス屋内競技場でトラック世界選手権に出場する。ここではチームパーシュート(4km団体追抜)の世界チャンピオンを目指す。
更に、アメリカのアシュトン・ランビーに破られた4km個人追抜の世界記録を取り戻すことを目標にする。
これについてガンナは
ランビーの記録は、私がまだハングリーでモチベーションが高い理由のひとつだ。
彼は私の追跡記録を奪ったので、今度は私がそれを取り戻したい。彼は歴史的な走りをしてくれたので、私はさらに決意を持って答えることができる。
彼は記録を大幅に更新したので、簡単には破れないでしょう。いつも言っているように、記録の横に高度のアスタリクスがないように、海抜でもそれを目指したいと思っている。
アシュトン・ランビーの記録は、メキシコの高度1800mで作られている。ガンナは海抜0mでそれを達成したいと常々言っている。
メキシコに行ってチャレンジすれば、間違いなく記録達成は可能だと思うけれど、それではプライドが許さないのでしょうね。
ガンナは間違いなく、これから一つずつの目標をクリアーして、空腹を満たしていくはずだ。
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