バス・ティテマ率いるプロチームUnibet Rose Rocketsが、2026年のツール・ド・フランス出場という大きな目標に向けて、現実味を帯びた局面を迎えてきた。
2023年に「2026年のツール・ド・フランス参戦」という目標を掲げてチームを結成されたが、最近の自転車界の状況とチームの補強により、その実現の可能性は過去最高に高まっている。
ワイルドカード獲得への追い風
Room 2027 please… ✍️
🇳🇴 Velkommen, Karsten Feldmann! pic.twitter.com/zxgWVYWGum
— Unibet Rose Rockets (@rockets_cycling) November 10, 2025
Unibet Tietema Rocketsがツール・ド・フランスのワイルドカード獲得に向けて追い風となっているのが複数のチームの昇格・合併だ。
まず、Uno-X Mobilityがワールドツアーに昇格する。これにより、3チームが恩恵をうける。
- Tudor Pro Cycling Team
- Q36.5 Pro Cycling Team
- Cofidis
この3チームは、翌シーズンの全てのワールドツアーレースへのワイルドカード保証枠を獲得となる。
さらに、Arkéa – B&B Hotelsの活動停止。これも大きい。そして、まだ揉めていそうなLottoとIntermarché – Wantyの合併。
これにより、ワールドチームの数が実質的にさらに減少している。
出場権の条件として、ワイルドカードの候補となるには、2025年シーズンのUCIチームランキングでトップ30以内に入る必要がある。
Unibet Tietema Rocketsは、26位なので、この条件をクリアしている。残るプロチームとしてはフランスのTotalEnergiesだが、こちらは22位。
23チームが出場できるならば、フランス国籍となったUnibet Tietema Rocketsが出場できる可能性は非常に高いといえる。
チーム創設3年でツール・ド・フランス出場。夢が現実となりそうだ。




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