エガン・ベルナルがコロンビア国内選手権ロードで下り右カーブで高速落車!
かなりのスピードが出ており、かなり滑っている。他の選手は普通にクリアーして曲がっているので何が原因かはよくわからない。
第2集団の先頭で落車
コロンビア選手権ロードは、217キロの距離でTunjaで行われた。周回コースになっていてスタート地点のTunjaでも標高は2,781mと高地で行われている。
コロンビアのライダーは高地トレーニングを毎日しているようなものだ。
コース図をみると周回コースとなっており、アップダウンの連続となっているが高低差はさほどでもないが、なんせ高地なので普通に厳しいだろう。
エガン・ベルナルが落車したのは、ゴール手前40km。このレースの平均速度が41.58km/hなので、早ければ1時間くらいでゴールまでついてしまう距離だ。
この地点での落車ではエガン・ベルナルの復帰は無理だと思われたが…..
この動画を見ると、エガン・ベルナルは何事もなかったかのように、少し観客に仰いで貰ったあとに、サポートカーからスペアバイクを貰って再スタートしている。
エガン・ベルナルの落車のケガは、目に見える範囲で肘と腰。
骨折などはなかったようだ。どうみても腰を打撲しているのがわかるし、結構ひどいケガだ。
その後、チームメイトのセバスティアン・エナオとブランドン・リベラにアシストして貰って先頭集団に復帰している。
最後のスプリントは熾烈
No es el Tour de Francia, Ni el giro de Italia, ni La vuelta España… Es el #CampeonatoNacional #Nacionales2020 con talla mundial @NairoQuinCo @Eganbernal @HiguitSergio, así se vivio las calles a reventar en #Tunja esto es #Boyacá , #Colombia 🇨🇴 pic.twitter.com/LcxyjfDbib
— Jeisson Poveda (@jeissonpoveda14) February 2, 2020
先頭集団にもどったエガン・ベルナルのスピードをみるとケガの痛みはアドレナリンで消えているようだ。
上のツイートでは、チームメイトに守られて上がっているのがわかる。
イバン・ソーサが最初にセルジオ・イギータと争っていたが残り18km地点で落車。ソーサのケガの具合はまだわからないが、病院で検査を受けている状態だ。
下のツイートでは4人で、凄まじいスピードを見せている。
#Egan #Nairo #Nacionales2020 Sprint final por las medallas de Plata y Bronce. Prueba de fondo elite, Campeonato Nacional de Ruta 2020 #Boyaca pic.twitter.com/WKNe2jrgV2
— Cristian Samacá García (@cristiansamagar) February 2, 2020
あまりにも早すぎて誰だかわからないが、先頭がエガン・ベルナル。2番手が多分、ダニエル・マルティネス。3番手にナイロ・キンタナ。4番手がセルジオ・イギータのはず。
その後、セルジオ・イギータは全員をちぎって、単独でゴールしている。エガン・ベルナルがちぎれたのか、ここの経緯は良くわからない。動画が上がればまた確認してみたいと思う。
エガン・ベルナルはコロンビア国内選手権タイムトライヤルでは、ダニエル・マルティネス、ナイロ・キンタナに続いて3位。
今回のロード国内選手権では
- セルジオ・イギータ(EF Pro Cycling) 23歳
- エガン・ベルナル(Team INEOS) 22歳
- ダニエル・マルティネス(EF Pro Cycling) 24歳
EF Pro Cyclingの二人のコロンビア人は、驚異的に強い! コロンビアライダーの強さは凄過ぎる。彼ら二人は間違いなくグランドツアーでも活躍する選手となるだろう。
今回、エガン・ベルナルのケガはあまりひどくないようなので良かったが、イバン・ソーサはまだ、検査中なのでわからない。
彼ら、チームイネオスの南米ライダーは揃ってコロンビアツアーに出場するので、体調を元に戻してほしい。とくにソーサがいないと山岳では厳しい戦いとなるだろう。
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