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断食ライドと高炭水化物ライドでの効果の差は?

トレーニング
Image by DanaTentis from Pixabay
この記事は約3分で読めます。

断食ライドとは、文字通り自転車で走る前に何も食べずに出ること。

 

 

上記記事を今一度読んでみると、低強度で週2回までとなっていた。私は何を勘違いしたのか、毎回食事せずに乗っていたのだけど、まあ支障はなかった。

2時間くらいまでならば問題ないようだ。今回、タデイ・ポガチャルの栄養士を含む研究者の結果で高炭水化物ライドとの比較がされている。

高炭水化物ライドは、最近流行ってきているトレーニング方法だけど、どちらが、トレーニング効果があるのだろうか?

 

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断食ライドか高炭水化物ライドか

 

スペインの栄養士に掲載された論文のタイトルは

「5週間の定期的炭水化物ダイエットは、高炭水化物ダイエットと比較して、よく訓練されたサイクリストの最大の乳酸定常状態運動能力と基質酸化を改善しない」というもの。

 

最新の研究では、タデイ・ポガチャルの栄養士ゴルカ・プリトベルベル氏を含むバスク大学の研究者がトレーニングを受けた17名の男性サイクリストを2つのグループに分けて研究している。

  • 低強度のトレーニングで炭水化物を減らすグループ
  • すべてのトレーニングで高炭水化物を摂取

17名はU23カテゴリーに出場する若いライダーを対象としていた。トレーニングは、かなり緻密に結果が出されており、結構ハードなもの。

ただ、休みもありジムトレーニングも週2回組み込まれていた。

 

効果があったのは?

UnsplashEmiliano Vittoriosiが撮影した写真

 

研究では、疲労困憊するまでに運動できる時間に関しては、どちらのグループにも実質的な差はなかったと結論づけている。

5週間のテスト期間の終わりに、両グループともに最大乳酸定常状態テストで改善を示し、ワット数は向上した。

また、食事に関係なく、参加者全体が体脂肪の減少と筋肉量の増加も示している。

 

結論は?

UnsplashDavid Dvořáčekが撮影した写真

 

調査結果では、どちらも差がないという結果となっている。ならば、腹を減らしてまで乗る必要はないのかも。

この研究の筆頭著者であるガルシア・パラレス博士は、

「アスリートは、カロリー摂取量を注意深く管理し、食事をトレーニング計画に合わせている限り、どちらの食事からも恩恵を受けることができる」と強調した。

言い換えれば、断食ライドは依然としてカロリー摂取量をコントロールする方法であるため、プロのトレーニング体制から断食ライドが消える可能性は低いということだ。

プロは仕事なので体重管理もきっちりと行っている。ただ、効果という点で変わりないのならば、マアチュアサイクリストならば、自分の体にあったライドで十分ということになりそうだ。

私はどうするかな。長時間は乗らないので食べなくていっか。乗った後に食べたほうが食事も美味しいしね。

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