2020世界選手権がついに始まった。
初日は女子エリート個人タイムトライヤル。昨年のディフェンディングチャンピオンのクロエ・ダイガード(Sho – Air TWENTY20)は順調にこれまでのタイムを更新していたのだが。
昨年のチャンピオン
上は昨年のクロエ・ダイガードが優勝したタイムトライヤルのハイライトを自身が大会前日に投稿したもの。
この時には前に出走した8人を次々に追い抜くという爆走を見せた。
だが、今回後半の下りコーナーで突然グラグラとしはじめる。
普通に走っていて、急にグリップを失っているのでパンクだと思われる。
ガードレールを越えて、下まで転落。草むらに仰向けになっていた所を救急隊員によって運ばれた。
FELTのバイクにZippホイールなので、チューブラーだったと思われるが、高速だったためにバランスが取れなかったのだろう。
下りで、スピードが出ている時にパンクすると急にバランスを崩すことがある。自分も一度だけ下りでパンクしてこんな状態を経験したことがあり、直線だったので大丈夫だったが、怖い思いをしたことがある。
追記
海外サイトで分析されていたが、パンクが原因ではないと分析されていた。ブレーキのタイミングで振動が増幅したのではないかという説だ。真相はわからないけど。
海外サイトで分析されていたが、パンクが原因ではないと分析されていた。ブレーキのタイミングで振動が増幅したのではないかという説だ。真相はわからないけど。
タイムトライヤル女子では時折スピード表示も出ていたが、この時にはスピード表示はなかったために何キロで落車したのかはわからない。
左脚に深い裂傷を負っており、木曜日の夜に緊急手術が行われた。転げ落ちたのが芝生だったのも幸いした。
クロエ・ダイガードは今シーズンの最初のレースでリタイヤという結果に終わってしまった。
彼女は23歳と若い。早期の回復を願いたい。
女子エリート個人タイムトライアル(31.7km)結果
Name | Time | AV | |
---|---|---|---|
1位 | アンナ・ファンデルブレッヘン(オランダ) | 0:40:20 | 47.157 |
2位 | マーレン・ローセル(スイス) | 0:00:15 | 46.867 |
3位 | エレン・ファンダイク(オランダ) | 0:00:31 | 46.561 |
4位 | リサ・ブレナウアー(ドイツ) | 0:00:45 | 46.296 |
5位 | グレイス・ブラウン(オーストラリア) | 0:01:01 | 45.998 |
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