2024 ジロ・デ・イタリアにも出場していたEF Education-EasyPostのアンドレア・ピッコロが解雇となった。
なんでも、ドーピング剤を輸送したとのことだ。チームの声明を見てみよう。
即時解雇
Team statement. pic.twitter.com/MSMGxi4TIU
— EF Pro Cycling (@EFprocycling) June 21, 2024
EF Education-EasyPostの声明は以下の通り。
EF Education-EasyPostは、アンドレア・ピッコロとの契約を解除した。ピッコロは3月、合法的ではあるがチームの承認を受けていない睡眠導入剤を服用し、無給での社内出場停止処分を受けた。
チームは直ちにUCIに使用状況を報告したが、UCI標準ライダー契約をめぐる法的理由により、その時点で契約を解除することはできなかった。
出場停止処分を受けた後、ジロ・デ・イタリアで競技に復帰した。6月21日、ピッコロはヒト成長ホルモンを運搬した疑いでイタリア当局に入国を止められた。
私たちの組織は、この件に関するいかなる調査にも全面的に協力し、アンドレアがアンチ・ドーピング当局に対してオープンで正直であることを奨励します。
ヒト成長ホルモンをアスリートに処方すると筋肉の発達が促される。実験テストでは数パーセントの差が出るとされている。自転車で全力疾走した時には4%の向上が見られるとのことだ。
4%も向上したら、ゴールで数センチの差は十分につく。治療目的以外で使用されてはならない。
アンドレア・ピッコロは、ドーピングをしていた訳ではないけれど、所持していたということだけでも、言い訳はできない。合法的な睡眠薬を年初に使っていたのも気になる。
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