2023 ブエルタ・アストゥリアス第1ステージ スペインの開幕ステージを制したのは?

スペインのアストゥリアス州で行われる1クラスのステージレース。Vuelta Asturias Julio Alvarez Mendo(2.1)

3ステージと短く、短期決戦。

過去の優勝者は

• 2022   イバン・ソーサ
  
• 2021　ナイロ・キンタナ
• 2019　リチャル・カラパス
• 2018　リチャル・カラパス
• 2017　ナイロ・キンタナ
• 2016　ヒュー・カーシー
• 2015　イゴール・アントン
• 2013　 TXURRUKA Amets
• 2012　 INTXAUSTI Beñat
• 2011　 MORENO Javier
• 2010　 ZABALLA Constantino

 

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目次

1. 第1ステージ　オビエド～ポラ・デ・レナ　181km
   1. スタート前
   2. 3人の逃げ
   3. スプリントポイント Posada de Lianera
   4. スプリントポイント Pola de Siero
   5. 3級山岳　Aoto de la Gargantada  4.1km・3.6%
   6. スプリントポイント Sotrondio
   7. 1級山岳　Alto de Colladona  6.7km・6.5%
   8. 3級山岳　La Cabana 3.4km・9.0%
   9. 3級山岳　Fresnedo  4.8km・5.3%
   10. 3級山岳　Carabanzo  2.1km・9.2%
2. リザルト

第1ステージ　オビエド～ポラ・デ・レナ　181km

コースプロフィール photo lavueltina

アストゥリアス州オビエドからスタート。盆地をめぐりボラ・デ・レナのゴールに向かう。後半に3つの山岳が連続するので、ここでパンチャーが飛び出しそう。

1. スプリントポイント Posada de Lianera
2. スプリントポイント Pola de Siero
   
3. 3級山岳　Aoto de la Gargantada  4.1km・3.6%
4. スプリントポイント Sama de Lngreo
   
5. スプリントポイント Sotrondio
   
6. 1級山岳　Alto de Colladona  6.7km・6.5%
7. 3級山岳　La Cabana 3.4km・9.0%
8. 3級山岳　Fresnedo  4.8km・5.3%
9. 3級山岳　Carabanzo  2.1km・9.2%

注目のライダーは

スタート前

YouTube動画スクリーンショット以下同様

Movistar Teamのイバン・ソーサは連覇なるか。

Q36.5 Pro Cycling Teamのジャンルーカ・ブランビッラも優勝候補の一人。

スペインは曇り空。

TotalEnergiesを先頭にニュートラルスタート。

3人の逃げ

スタートから2人が逃げだしている。

1. JONES Ollie(Bolton Equities Black Spoke)
2. Victor Martinez(Electro Hiper Europa)

追走が2人いたが、一人に。

追走が追いついて3人となる。

1. JONES Ollie(Bolton Equities Black Spoke)
2. SESSLER Nícolas(Global 6 Cycling)
3. Victor Martinez(Electro Hiper Europa)

スプリントポイント Posada de Lianera

スプリントポイント通過。

1. Victor Martinez(Electro Hiper Europa)
2. SESSLER Nícolas(Global 6 Cycling)
3. JONES Ollie(Bolton Equities Black Spoke)

集団はEOLO-Kometaから二人。後ろはEquipo Kern Pharma、Euskaltel – Euskadiと続く。

先頭3人は、2分57秒までタイム差を広げる。

スプリントポイント Pola de Siero

スプリントポイント通過。

1. Victor Martinez(Electro Hiper Europa)
2. JONES Ollie(Bolton Equities Black Spoke)
3. SESSLER Nícolas(Global 6 Cycling)

残り110kmで2分20秒差。

集団の並びは変わっていない。

残り102km。タイム差変わらず。

後半になるまで、こんな感じで進みそう。

3級山岳　Aoto de la Gargantada  4.1km・3.6%

先頭は3級山岳を3分のリードで越えていく。

スプリントポイント Sotrondio

スプリントポイントを通過。

1. Victor Martinez(Electro Hiper Europa)
2. SESSLER Nícolas(Global 6 Cycling)
3. JONES Ollie(Bolton Equities Black Spoke)

集団はEOLO-Kometa先頭で通過。

あららっ、先頭は踏切待ちに。

1級山岳　Alto de Colladona  6.7km・6.5%

1級山岳で先頭から一人が遅れる。

先頭は二人。

1. SESSLER Nícolas(Global 6 Cycling)
2. JONES Ollie(Bolton Equities Black Spoke)

残り50kmで先頭3人は捕まり、集団は山岳へ。

3級山岳　La Cabana 3.4km・9.0%

Euskaltel – Euskadiが先頭を固める。

Movistar Teamのヴィニシウス・ランゲルが先頭でペースを上げる。ブラジルロード王者だ。

Q36.5 Pro Cycling Teamのカールフレドリク・ハーゲンは集団から切れそう。

3級山岳　Fresnedo  4.8km・5.3%

登りでイバン・ソーサらが少し抜け出す。

だが、後方も追いついてくる。

3級山岳　Carabanzo  2.1km・9.2%

最終的に12人の先頭集団となる。最後尾はMovistar Teamのアントニオ・ペドレロ。

ゴールまで1.2km。これはスプリントだ。Movistar Teamは3人いるけど、誰が狙うのか。

ゴール前は登っている。

Equipo Kern Pharmaのロジャー・アドリアがアタックをかけている。

ゴール前から、Q36.5 Pro Cycling Teamのダミアン・ホーゾンが抜け出して上がってきた。

後方から迫る。

だが、ダミアン・ホーゾンはジャージのジッパーを引き上げる余裕がある。

ダミアン・ホーゾンが第1ステージをゴールを駆け抜けた!

ダミアン・ホーゾンは2021ツール・ド・ハンガリー以来、2年振りの勝利を新チームで飾った。これでキャリア7勝目。Q36.5 Pro Cycling Teamに貴重な3勝目をプレゼントした。

2位には、EOLO-Kometaのヴィンチェンゾ・アルバネーゼ。3位にEquipo Kern Pharmaのロジャー・アドリア。4位にQ36.5 Pro Cycling Teamのジャンルーカ・ブランビッラが入っている。

リザルト

ダミアン・ホーゾンのコメント(チーム公式サイトより)

ステージの最終盤は本当にハードだった。最後の登りでは、ベストメンバーについていった。5人で少し差をつけたが、最後の下りで大きな集団が戻ってきて、最終的には15人で優勝を争うことになった。

残り2kmのところでチャンスだと思い、同じく先頭集団にいたジャンルーカ・ブランビッラと話をした。彼はスプリントをするつもりで、私はレイトアタックを試みるつもりだった。残り2kmのところで小さなドラッグがあり、私は一気に攻めた。

幸いなことに、私は十分な脚力を持ち、勝利のために持ちこたえることができた。このステージは昨年からよく知っていて、スプリントで7位になったことがある。もし今日勝つとしたら、サプライズでレイトアタックをすることだとわかっていた。

このレースに臨むにあたって、私は静かな自信を持っていた。リーダーとして私を信じてくれたチームに恩返しができて、とてもうれしい。

前回の勝利から数年経つが、信念を失うことはなかった。Q36.5 Pro Cycling Teamへの加入は素晴らしい機会であり、私をサポートしてくれ、この勝利を可能にしてくれたすべての人に恩返しができてうれしい。

明日はチームにとって新しい経験となり、チームメイトの何人かはリードを守るために初めて経験することになるが、次の2日間でベストを尽くす準備はできている。

第1ステージリザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞