コルナゴは、2022年からフレーム全体でブロックチェーン技術の使用を開始する。
信頼性を実証し、所有権の証明を提供するデジタルパスポートを提供。これにより、盗難により、オークションにかけられた場合でも、所有者を特定することが可能となる。
このテクノロジーを搭載したバイクは、2021世界選手権でタデイ・ポガチャルが最初に使用。このバイクは、あとでオークションにかけられる。
コルナゴはこれまでもC64デジタルアートワークを作成しており、所有権について進んだ取り組みをしている。
コルナゴV3R
Colnagoの技術パートナーであるMyLimeは、自転車のフレームに密接にリンクされ、ブロックチェーンにリンクされたスマートフォンアプリを介して自転車のデジタルパスポートへアクセスを許可すRFID(無線周波数識別)タグを開発した。
フレームが新しい所有者に売却された場合、所有権の譲渡はMyLimeの認定プロセスで管理できる。上の写真のタグが電子パスポートの役割を果たす。
MyLimeのブロックチェーンソリューションによって提供される透明性は、絶対的なトレーサビリティを提供し、長期にわたって自転車の価値を保証してくれる。
Colnagoによると、ブロックチェーンに保存されているデータは、一度登録すると偽造したり変更したりすることはできず、所有権の最終的な証拠となると言う。
もちろん、独自のRFIDセキュリティチップ/タグを任意の自転車に追加して、盗難にあった場合にリンクして戻すことも可能だ。
UCIロード世界選手権のタデイポガチャルのコルナゴV3Rは、「アイス&ファイア」仕上げが特徴。
タデイ・ポガチャルは、次のように述べている。
バイクをデザインしたのは初めてで、コルナゴのエンジニアやデザイナーとはの仕事とエキサイティングだ。
レース中は頭が氷のように冷たいという考えだが、足は常に燃えている。コルナゴV3Rは、この二つを表すために、燃えるレッドとアイスで表現した。
12スピードのCampagnolo Super Record EPS Discグループセット、Campagnolo Bora Ultra WTO 45 DBホイール、VittoriaCorsaクリンチャータイヤを備えている。
Deda Elementi Alanero DCRカーボンファイバーハンドルバー、Prologo Scratch M5 Nackサドル、Colnagoのカーボンボトルケージが装備。
2022年の新しいColnagoWebサイトとアプリの立ち上げ時にオークションにかけられる。
相当な高値でオークションは取引されるでしょうね。
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