ブライアン・コカールはついにワールドツアーで勝利をあげた。
2023サントス・ツアー・ダウンアンダー第4ステージ、上りスプリントを制したのだ。しかも、圧倒的なスビードのゴール前のスプリントだった。
そのブライアン・コカールが乗るLOOKは未発表の新型だ。見事に新型のロードバイクの宣伝となったといってもよいかもしれない。
LOOKの新型バイク
新型だけど、チームバイクに関する公式の詳細は不明だが写真からわかることは
- ドロップシートステー
- 水平トップチューブ
- 大きなボトムブラケットジャンクション
- 非常に短いヘッドチューブ
- より広い空力フォークレグ
- LOOKワンピースハンドルバーとステム
これらが特徴だ。
CofidisはCampagnoloからShimanoに乗り換え、Shimamo Dura-Ace 12速R9200 di2グループセットを使用している。
フランスのCorimaのカーボンファイバー製チューブラーホイール。タイヤはMichelin。Selle Italiaのサドル、ボトルケージはELITE Leggeroのカーボンファイバー製を使用。
Cofidisは、Shimano独自のDura-Ace 9200-Pパワーメーターチェーンセットを使用せず、代わりにSRM-Originカーボンファイバーパワーメーターチェーンセットを選択している。
チェーンセットの軸は24mmと30mmがあり、フレームやボトムブラケットとの互換性を高めている。チェーンセットのスパイダーにはDura-Aceのチェーンリングが装着されているので、この決定はSRMパワーメーターを使うためだろう。
クランクアームにはLOOKのロゴが入り、チェーンセットと他のパーツが一体となって、ブランドイメージを高めている。
ブライアン・コカールのバイクには現在11-30tのカセットが装着されている。
プロ用バイクの常として、メカニックはドライブ側のシートステーにバイクを識別するためのネームステッカーを貼り付けている。
ドロップタイプのシートステーは、より幅広で角ばった形状をしており、エアロダイナミクスを重視していることがうかがえる。
795 Blade RSのシートステーはドロップされておらず、これは新型795RSの最も大きな外観上の変更点の一つとなる。
これは、Lookが他のワールドツアーフレームメーカーと同様に、ドロップステーを採用したことを意味している。
写真では、チューブラータイヤを使用しているように見える。ミシュランのパワーコンペティションモデルで、サイズは25mm。多くのチームがチューブレス仕様に移行しているが、チューブラーの時代はまだ終わっていない。
写真のタイヤは新品には見えないので、古いホイールとタイヤで開幕戦に臨んだことも考えられる。
上の非ドライブ側の写真では、ボトムブラケット・シェルと接合部のごつい外観を見ることができる。
この部分は、パワー伝達を助け、剛性を向上させるためにかなり大きくなっている。これはスプリンターのブライアン・コカールがスプリントを開始するときに評価すべき点となる。
シートチューブとリアホイールの間のクリアランスが強調されているが、このフレームは25mm以上のタイヤを装着することができそうだ。
新型LOOKの正式発表はいつになるだろうか?
コメント