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Cinelliが放つ新世代エアロロードAeroscoop・独自のリア三角構造で空力性能強化

機材情報
Image credit: chan
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イタリアの老舗ブランド、Cinelliが2台の新型ロードバイクを発表。

  • Aeroscoop エアロロード
  • Speciale Corsa XCR ステンレススチールロード

ここでは、エアロロードのAeroscoopについて紹介。特徴は独自のダブルアーム・シートステイ・デザインだ。

 

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Cinelli Aeroscoop

この動画ではフレームがほとんど見えない

 

独自のダブルアーム・シートステイ・デザイン(Double Arm Seat Stay Design)は、 シートチューブとの接合部でシートステイが二股に分かれている。

非常に特徴的でな形。これは、航空宇宙のダイナミクスにインスパイアされたと書かれており、中央のエアチャンネルによって気流をフレームの周りに導き、リアホイール周辺の空気抵抗と乱気流を低減する効果があるとされている。

ダウンチューブとシートチューブには、気流を改善し、ボトムブラケットの剛性を高める切り詰められた翼型を採用。 ダウンチューブは、フロントホイールとの隙間を最小限に抑えるよう低く配置され、ウォーターボトルを覆うように幅が広げられている。

 

 

ドイツの『TOUR Magazine』のプロトコルに基づく独立した風洞実験で、時速45km走行時における空気抵抗値は205Wを記録。

これは、これまでにテストされたエアロロードバイクの中でもトップ10に入る優れた数値だ。市販のトップエアロロードと変わらない性能を持っているのは間違いない。

トップグレードの完成車(SRAM Red AXSなど)では、公称重量で7kgを下回る6.98kgを達成。フレーム単体重量は950g(サイズM)、フォーク重量は370g。

フレーム前面投影面積がPressure 2から4%削減され、空気抵抗の低減に貢献している。

完成車は、電動ドライブトレインだけに対応で4種類。Shimano105 Di2だと6,000ユーロ(約107万円)からとなる。

風洞実験については以下でも説明されている。

 

 

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