INEOS Grenadiersをはじめとする多くのチームがツール・ド・フランスのオープニングステージで使用したタイムトライアルタイヤが、Continentalによって正式に発表された。
Grand Prix 5000 TT TdFは、INEOS GrenadiersとIntermarché – Wanty – Gobert Matériauxが使用。
Continentalがスポンサードしているチームのホイールに装着されているのを、チームのホテルで見かけられている。
ツール・ド・フランスではチューブレスタイヤが主流となり、開幕戦は新技術の宝庫となる。
Grand Prix 5000 TT TdFは、コンチネンタルの人気チューブレスタイヤ、Grand Prix 5000 S TRのタイムトライアルバージョンとして登場する。
Continental Grand Prix 5000 TT TdF
このタイヤはすで、2021世界選手権でフィリッポ・ガンナが、2021パリ~ルーベでソンニ・コルブレッリが優勝している。
Continentalによると、TTバージョンは40kmのタイムトライアルで17秒の短縮を実現する。
これは、トレッドの厚みと構造を最適化することで、路面とタイヤが接触する部分の材料の変形を抑えることができた、とContinentalは述べている。
また、25cサイズでロードタイヤより25g(タイヤ1本あたり215g)軽量化されているとのことだ。
コンチネンタルのタイムトライアルタイヤの幅はこのサイズのみの販売となる。
Grand Prix 5000 TT TdFは、Continentalのブラックチリコンパウンドを採用し、パンク防止用の液晶ポリマー「ベクトランブレーカー」が含まれている。
Continentalによると、同等のナイロンブレーカーに比べて5倍の耐引裂性を持つと言っている。
Continental Grand Prix 5000 TT TdFは、7月1日より全世界で発売され、価格は1本99.99ユーロ(約1万4千円)となる。
すでに、海外の通販サイトでは販売されている。
コメント