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世界最軽量ロードブレーキCiamillo Lekki-8 ペアで129g

機材情報
https://www.lekki8.com/about-us
この記事は約7分で読めます。

これまでも、軽量なロードブレーキを発売してきたCiamillo。

今回発表されたのは世界最軽量と言われるCiamillo Lekki-8

なんとペアで129g。ペアですよ。DURA-ACEの1個分の重量とは凄い軽さです。

 

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https://www.lekki8.com/about-us

Ted Ciamillo

 

Ciamilloは、Ted Ciamillo氏が設立。

Ciamillo氏は2002年にロードバイク用のブレーキを設計し始めた。

最初のモデルであるZeroG’sは、手作業のツールチェンジャーを備えた中古CNCミルのレンタカーのシングルガレージで開発された。

 
zero G.png

ZeroG’s

 

同じ年にInterbikeの市場で、他のブレーキキャリパーと比較して重量の大幅な削減について興味を持った。

私は、世界で最も軽く、機械加工されたロードキャリパーを開発した。

最初の5年間は売り上げが驚異的な伸びを見せた。

その間に私は家を3ヵ所と店舗を建設し、従業員と新しいCNC設備で工場の規模を拡大。2002年以降、毎年、売上高と生産能力は2008年まで大幅に増加した。

Ciamillo Banner carbon Radius dark.png

 

しかし2008年の秋、リーマンショック後の景気後退は大きな苦難をもたらし、6年ぶりの売上高の大幅な減少が見られた。

私の苦難は、最近の高い需要を満たすために急速に拡大していた時期と重なったので大変だった。設備の貸し出し、新しい施設の建設、土地の貸し出し、家の貸し出しなどを行った。

しかし、2012年には、従業員を守ることも出来なくなってしまったのです。

それは、すべての部品を毎日作ること、パッド印刷、アセンブリ、およびパッケージングを毎日自分で行うことを意味していた。

言うまでもなく、これは理想的ではなく、長いリードタイムで明らかになり、注文、払い戻し、また、一部の怒っている顧客にはキャンセルされた。

次の5年間は、事態を景気後退の状態に戻すための戦いとなった。

しかし、私はこの戦いに勝利することは出来なかった。私はすべてを失いました。家、機械、そして最後に店。

 

Lekki8.png

2012 – Micro GSL

再生装置の販売からの資本を得て、私は根本的な変更を行い、ブレーキ製造の約20年の集大成となる新しい超軽量キャリパーの設計に焦点を当てた。

管理しやすいサイズを活用するためにビジネスモデルを転換。

仕事の一部をアウトソーシングするとともに、顧客サービスと組立の完成度を高めた。業界でも最高の顧客サービスの評判を得ることが望まれます。私たちは在庫のみから営業しています。

つまり、受注生産で24時間以内には出荷されるという。

 

世界最軽量 Lekki-8

https://www.lekki8.com/product-page/copy-of-lekki8-black

 

Ciamilloは3年間の開発とポーランドへの移転を経て、世界で最も軽いカーボンハイブリッドブレーキLekki-8を発表した。

 

1セットにつき129グラム

  • フロント68グラム
  • リア61グラム

 

Ciamilloは、15年以上のキャリパーブレーキの開発を経て、あらゆる種類の機能をフルにまとめたブレーキを開発。

これにより、ライダーは最大限の多彩なタイヤとリムの組み合わせを楽しむことができ、それは最も軽量なブレーキで最高のパフォーマンスを発揮する。

 

 

この最新モデルはTed Ciamilloが設計した軽量ロードキャリパーの8番目のモデル。

Lekki-8の材質

  • グレード5のチタン
  • 7075アルミニウム
  • カーボン
 
新しいLekki8のこれらの材料に最適化された部品は、これまで作られた最も軽いロードキャリパーばかりでなく、最小のキャリパーも可能にする。
 
コンパクトな構造は、固有の剛性と剛性、そして改良された空力特性を提供。
アームの下のクリアランスにより、大きなタイヤのために十分なクリアランスが得られるように設計されている。
 
 
Lekki8の特徴
  • 現時点では、世界一軽量のキャリパーは129グラム
  • 28mmのリムと最大32cのタイヤに対応
  • カム方式により、狭い方から広い方へ素早く切り替えることが可能
  • 改良された空気力学の市場で最もコンパクトなブレーキ

 

https://www.lekki8.com/specs

 

標準的な長さのキャリパーの場合、Ciamilloはセンターボルトからパッドホルダーが届く最低の位置まで45mmの範囲を持ちます。これは業界標準です。 さらに必要な場合は、50mmのリーチバージョンも利用できる。

ブレーキは、Shimano、Campagnolo、SRAMレバーと互換性があり、Shimano用のパッドホルダーまたはCampagnoloパッドを使用できるように設計されている。

 

シマノDURA-ACE BR-R9110と比較

シマノDURA-ACE BR-R9110ダイレクトマウントがペアで288gなので半分以下の重量ですね。

 

比較の対象となるBR-R9100では

  • フロント168g
  • リア168g
  • 計336g 従来の1本止め

 

重量の差
  • BR-R9110 288g  – 129g = 159gの差
  • R-R9100 336g   – 129g=  207gの差
  • Lekki-8 129g

 

形の比較

DURA-ACEは綺麗な丸みを帯びた流線型の立体です。

DURA-ACE BR-9110F

photo chan

 

Lekki-8では板を組み合わせたような形になっている。

凄く簡素な造りに見えますね。

 

https://www.lekki8.com/

 

気になる値段は?

値段は、589ドル 日本円にすると6万円以上と高額ですね。

購入は、Irish Cycles または公式サイトCiamilloから注文出来るようになっている。

また、公式サイトには、チャットでの質問も受け付けているようです。

 

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まとめ

https://www.lekki8.com/

 

ブレーキの軽量化で150g以上軽く出来るのは凄いことだと思う。

私も軽量化したい派なので、凄く興味あります。

ただ、私の場合にはダイレクトマウントなので取り付かない。ちょっと残念。

 

追記

ダイレクトマウントの場合には、eeブレーキがあります。

DIRECT MOUNT FRONT 79g / REAR 76g  ペアで155gと軽量です。

あるふぁさんより教えて貰いました<(_ _)>

 

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コメント

  1. あるふぁ より:

    ご存知だとは思いますがeeブレーキならダイレクトマウントが出ていますね

    • ちゃん より:

      あるふぁさん、コメントありがとうございます!

      eeブレーキ初めて知りました。
      ブレーキシューが六角レンチなしで取り外し出来るのは、頻繁にシューを変えるので助かりそうです。

      お値段がもう少し、安かったらいいんですけどねえ~。軽くて性能も良いのでこの値段なんでしょうね。

  2. ナコルル より:

    コメント失礼致します。
    自分のミニベロの軽量化案として軽量ブレーキを探しており、こちらに辿り着きました。
    ※ロードバイクではなくて申し訳ありません。

    とても魅力的なアイテムです。非常にお高いですが・・・
    ご紹介頂いた公式HPも拝見させて頂きましたところ、L8 ULTRAというさらに軽量化されたモデルがありました。
    現在デフォで付いているTEKTRO R730を使用していますが、ご紹介頂いたブレーキにはカーボン用のシューは付属しているのでしょうか。

    ご存知でしたらお教え下さい。よろしくお願い致します。

    • ちゃん より:

      ナルココさんは、ミニベロに乗られているのですね。
      それでしたら、サイトを見るとブロンプトン用Ciamillo B1が掲載されてます。ただ、ブロンプトン用なので、そうでなければ普通にL8 ULTRAとなりますね。

      https://www.lekki8.com/product-page/lekki8-black-for-brompton

      TEKTRO R730はフロントだけで、175g。iamillo B1は、バットなしのペアで 131gと書かれているので相当な軽量化になりそう。公式サイトの情報ではブレーキシュー自体ついてないようです。
      Ciamilloは、日本でも送料無料で送ってくれると書いてありますし、チャットでの質問、メールでの質問も受けついています。

      https://www.lekki8.com/shop

      L8 ULTRA Liquid Satin Blackの公式サイトの情報にはパットは含まれていないと書かれてます。カーボン用ブレーキシューであれば、自分で購入したほうが良さそうです。
      特に、今円安なので~。

      もし、購入されるのでしたら、しっかりとバイクの種類とか伝えて購入したほうがいいと思います。カーボンシューもあちらで用意してくれるのならば、それでも良いし。ついでに、ブレーキパットにシューを取り付けて送って貰えたら最高ですね。
      私の場合には、カーボンホイールにコリマのブレーキシューを使っているので、Shimanoのブレーキバットに入れる場合に削らないといけない。これが結構面倒。買うまでが楽しいので、十分に検討してからの購入をお勧めします。

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